読書ノート③台湾漫遊鉄道のふたり
このところ、台湾を舞台にした小説をつづけて読んだ。
「亡霊の地」と「台湾漫遊鉄道のふたり」
どちらも台湾での文学賞を取った作品なのだが、「亡霊の地」の主人公はゲイ、「台湾「漫遊鉄道の2人」は、ゆりと称される。
最近の日本では、いや、世界では、ゲイについての映画や文学は当たり前。日本のテレビドラマも一昔前の腐女子などという言葉が死語になりつつあるくらい当たり前のものになってしまった。主には、男同士の恋愛ということになろうか。
その昔、誰にも知られたくない秘密の嗜好として、どきど