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Appleが最先端から取り残された話

個人的にどうでも良い存在なので、何をしていようと良いのですが、巨大企業、そしてOSを含めたプラットフォーマーから外れたな…とWWDCの記事を読んで感じました。

Siriの呪縛

元々SiriはAI関連が苦手なAppleが買収した企業が作っていたものです。その後もレベルの低い音声認識程度のものをすごいものの様に宣伝してきましたが、ChatGPTやBard、Bingなどが出てきてからは完全に先頭集団から置き去りにされました。気持ち悪いアイコンや絵文字で誤魔化せる時代は終わりました。それなのにSiriを破棄することもできず、挙げ句の果てにすでに終わったVRへ行ったのは完全に読み違いと言えます。

グラフィカルユーザインタフェースの終了

チャット型AIで聞いてみたとかこんなメッセージが出たとかはしゃいでいるうちは、確かに役に立たないでしょう。しかし、このAIの流れは、ポインティングデバイスとグラフィカルウインドウを完全に終わらせる力があります。いちいちスクロールして、目的の場所をクリックしなくても、欲しい情報を教えてくれます。今後チャットAIが進化した場合、コマンドラインのみのテキストインタフェースが最も生産性の高い物となるでしょう。チャット型AIの真のパラダイムはインタフェースの劇的な変化、人がコミュニケーションをするのに近い形を生み出すと言うことです。

Apple製品は置物

今後、時代に取り残されたApple製品は、部屋のインテリアくらいになるでしょう。スタバでテーブルに置くのも適していると思います。Windows、Android、LinuxなどメインOSはAIとの融合を果たす中、ダサいグラスをかけて、リンゴマークをかざしながら、消えていくのではないかと思います。

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