note村の1日。【春弦サビ小説】第6話
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【つる師匠の𝒄𝒐𝒇𝒇𝒆𝒆 𝒃𝒓𝒆𝒂𝒌】
『毎度~pillow's BARでーす』
いつも賑やかな『つる邸』は今日もワイワイと。
「おお、いつも悪いね、まくらさんよ」
わたしはこの辺から少し離れたこじんまりとしたところでBARを始めた。
ここの村に来てから約半年。
いらっしゃってくれる方々は、やたらと色んな才能をお持ちの方々ばかりで。
『つるさん、今日も賑やかで』
わたしは笑ってつるさんに言う。
「んーどいうわけかねぇ、いつの間にか集まってるんだよ、此処に」
と、苦笑いのつるさん。
本当に人がいい。
つるさんとはsmoker仲間だ。
わたしも休みの日に、何をするでもなくつるさんのところに来て、珈琲飲みながらタバコを燻らすのが好きだ。
「ちょっとまくらさん!珈琲持ってきたなら淹れるの手伝って!」
ミモザさんに呼ばれるが、もう日も暮れそうないい時間。
わたしにもBARの仕事がある。
「ミモザさん、悪いー!お店開けなきゃ行けない時間なのよ!今度ゆっくりー!」
「あー!!まくさらん逃げる気ぃ!?」
スズちゃんまで来てた。
やけに濡れてないか?(笑)
「レディのお願いを断るとは……呪いかけるぞっ」
わたしの足元から聞いた声がする。
『おわ、危なく踏んじゃうとこでしたよ!にゃんこGALAXYさん』
「だれがぎゃらくしーやねん!」
「お仕事では仕方ありません、お疲れ様です。まくら様」
BRILLIANTさんは、いつもご丁寧でありがたい(笑)
『BRILLIANTさん……わたし長居するとごっちゃごっちゃになりそうなんで、お暇しますね?』
「はい、お気をつけて」
もぞもぞと寝ているPJさんを横目に、
早々に『つる邸』を後にした。
それにしても……
今日はホームパーティでも
やるのかな?
note村の日が暮れていくーー。
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小躍り𝑫𝒂𝒏𝒄𝒊𝒏𝒈です。