珈琲とあなたとわたしの関係性。
あなたは甘い珈琲。
わたしは基本ブラック。
甘い珈琲しか飲めないあなた。
苦い珈琲が好みなわたし。
時折、甘い珈琲が欲しくなるわたし。
常に甘い言葉で満たされたい欲しい、あなた。
基本的にスッキリとしていたい、わたし。
時折、甘い雰囲気があればいい、わたし。
そこの温度差があなたを不機嫌にする。
上手に嘘がつけないわたしは、ブラックで珈琲を注文してしまうのだ。
『甘い珈琲飲みたかった?』
『いや、ブラックでいいよ』
実際の言葉には置き換えれないが、
これでThe END。
今も機嫌が悪いあなたからの連絡はない。
連絡入れても無視されるので、暫しそっとしておく。
さて、今日もわたしはブラック珈琲。
とびきり苦いのを頼むよ。
[完]
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小躍り𝑫𝒂𝒏𝒄𝒊𝒏𝒈です。