【旅レポ】タイ女一人旅⑧~夜のサイアムでgrabで詰んだ話~
2024年7月に行ったタイ バンコクの旅の記録第8弾です。
今回の旅の行程
前回に引き続き、バンコク3日目。
ツアーを利用し、アユタヤや周辺都市の観光したのち、バンコクに帰還。
ツアーバスの解散場所は、「バンコクの原宿」ともいわれる、
サイアム駅周辺
でした。
本当はあちこち歩き回ったりいろんなお店を散策したり、マッサージに行ったりもしたかったのですが、事前に前日会っていたバンコク在住の友人に、夜のサイアム周辺は治安もそんなに良くないから、ショッピングモールでご飯でも食べたら?との助言を受けていました。
〇サイアムパラゴン
というわけで向かったのは、サイアムパラゴン。
バンコク屈指の大型ショッピングモールです。
モール内は高級ブランドショップが多く、特に用もない感じだったので、そのままG階のフードコートへ直行しました。
パラゴンフードホール
こちらでは半円を描くように様々な飲食店ブースが恐らく20~30店舗ほどあります。
タイに来て食べたかったものリストの中で、まだ食べていないものがたくさんあったので悩みましたが、なんだか胃の調子も良くなかったので、麺類がいいな~と思って、利用したのはこちら。
ナイウアンイエンタフォー
こちら50年前から続く老舗のお店だそうです。
イエンタフォーとは、スープに紅腐乳から作った赤いソースを加えた麺料理で、真っ赤でどぎつい見た目なのですが、タイではポピュラーなのだそう。
ちなみに紅腐乳というのは、豆腐を紅麹で発酵させた中国の調味料だそうです。
こちらのお店、ミシュランガイドにも掲載された有名店とのことで、食べてみることにしました。
注文したのは看板メニューのイエンフォーヌードル。
麺はいろいろあるようなのですがこちらのお店はセンヤイという太い平麺でした。
しかし、私はこの料理、少し苦手だったようで、頑張って麺だけは食べたのですが、具材はあまり食べられず。。
(名前分からないのだけど、特に見た目こんにゃくみたいな具材が。。)
めちゃめちゃくせの強い味というわけではなく、比較的あっさりしていたのですが。。
フードコートでの出会い
こちらのフードコートは盛況で、なかなか空いてる席が見つけられず、カウンター状になった空席を見つけたので、隣の西洋人の方に、
「ここ空いてますかー??」
と聞いてなんとか座席を確保。
この西洋人の方が恐らく同年代くらいの男性だったのですが、そこからなぜかめちゃめちゃ話が弾んで。
彼はフィンランド人で教員をしており、夏休みを利用して1か月タイに一人で遊びに来ているのだとか。
私の今回の滞在は5日だよ~と伝えると、
「なぜそんなに短いの!?」
と目を丸くしていました。
私が夫と子どもたちを置いて一人旅してると伝えると
「彼らは怒らなかったのかい!?」
と言われました。笑
タイは食べ物も安くておいしいとフライドライスを食べながら語られ、
「デザートを探してくるよ!!」
と出かけて行ったかと思えば、私の分までフルーツスムージーを買って帰ってきて、はからずもごちそうになってしまいました。
ちょっとしたハートウォーミングな出会い。
もちろん知らない人とのかかわりはきをつけないといけませんが、旅先のこういう出会いがわりと好きで、ほっこりします。
〇初めてgrabに挑戦
ナナエリアのホテルを取っていた私。
サイアムからナナまで帰宅しなければなりません。
サイアム駅からナナ駅はBTSの同じ沿線で3駅離れているだけ。
電車での帰宅は難しいことではなかったのですが。。
前述のとおり、ナナ駅からホテルまでの道のりが軽く恐怖の域に達してきつつあったので、友人の助言もあり、grabのアプリを使用し、タクシーでホテルまで帰宅することを試みました。
grabとは東南アジア随一シェアを誇るタクシー配車アプリ。
流しのタクシーはぼったくりも多いと聞いていたので、タクシーに乗るなら事前に料金もわかる配車アプリを利用したいと思っていました。
事前に日本でgrabとboltという配車アプリをダウンロードはしていたのですが、あまり使い方の要領が分かっておらず。
手探りでチャレンジしてみます。
アプリを起動し、行き先を入力。
そしてピックアップしてほしい場所をGPSで選ぶと、配車可能な車が表示されるので、その中から選んで待つというのが利用の大まかな流れ。
行き先に宿泊していたホテルを、ピックアップ場所はサイアムパラゴン1階のスタバのある出口のポイントを選び、ひたすら待ちます。
15分ほど待つとドライバーが近づいてきているメッセージが。
GPSでも予約の車が近づいてきていることが分かります。
その後アプリのメッセージで
「今ここです」
みたいな感じで運転手から現在地を示す画像が送られてくるのですが、いかんせん初めての場所で土地勘もなく、その画像を見てもそれがどこか分からない。
車の位置のGPSを見ながら近くに行こうと探すのですが、車も停車して待てる場所でないとすぐに移動してしまってまたすれ違い・・・
といったことが30分以上続き、結局会えないまま先方にキャンセルされてしまいました。
無駄に1時間近く時間をロスしてしまい、仕方なく電車でホテルへ向かうことに・・・。
ナナからの道は夜も更けますますヒートアップ!!!
伏し目がちに早歩きでホテルに向かい、なんとか到着することができたのでした。。
この夜の経験で、軽くgrabがトラウマになってしまいました。
土地勘のない場所でのgrabは、車が停車しやすそうなピックアップポイントを選んだり、何かしらコツがいりそうだということを知った、バンコクの夜だったのでした。
~バンコク4日目はその⑨に続く~
その①
その②
その③
その④
その⑤
その⑥
その⑦
その⑨
その⑩