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口癖、というか性癖 #青ブラ文学部 #気になる口癖



 癖というのは尋常避けがたい生きていくうえでの生存本能のようなもので、いわば性癖のようなものだと思う。

 例えば木を見ると捻れて生えた杉は日照や生存競争や栄養や土壌の要因など捻れなければならない原因(もしくは生きようと、藻掻き苦しんだ努力の跡)があったわけで、その捻れた癖がその人なりの味、〝人間味〟なのだろう。

 つまりそれは性癖だと思う。

 ちなわたしの性癖は、[物事を断定的に捉えがちところ]です。

 以下本編の男の子みたいな。

 とはいえわたしは男の料理に関して好意的です。片付けさえしてくれればですが……。

 この作品はとあるサイトに投稿した[料理のまみむめも]というをお題について書いたものです。

 



 料理は食べるもの。
 作るものじゃない。

 とぼくは思う。

 男子厨房に入らずとはよく言ったものでというか誰が入るか馬鹿野郎と言ってやりたいくらいで、百歩譲ってペヤング、目玉焼き、パスタ(アーリオオーリオ・ペペロンチー二)までは男子が作ることができる限界だと思うが、人によっては、もしくはフェミニンなニストにとっては「ペヤングは料理じゃないにしてもペペロンチーノは料理じゃないか!」ってのたまうかもしれないが、ちなみにちなみにこれらは料理ではなくてただの餌だと思うわけで、そもそもペヤングを料理じゃないとする明確な理由を述べない限りフェミ厨に白旗を挙げるつもりはないし、ペヤングをディスることは許されることではない。

 [要するに、パスタは小説を読むために茹でるということ]

 だ。

 すまん。
 少々話を飛躍させすぎたようだ。

 しかし村上ハルキの小説に出てくる男子は何故にあんなに料理にうるさい。やれサンドイッチ、もといサンド・ウィィッチ(格好つけてるつもりか?)のバターについて講釈を垂れたり、あとは、なんだ、とにかくうざい。男が料理に小うるさいと女にモテないし、奴らはパスタを茹でる片手間に小説を読むという。

 ばっかやろう。
 小説読むためにパスタ茹でるんだろうが。バッキャロウェイ! 

 兎に角、料理は男が作るものじゃない。

 その点ぼくは徹底している。

 料理のまみむめも。

 月曜[ま]―――まゆみ
 火曜[み]―――みさと
 水曜[む]―――村上
 木曜[め]―――メロディアス京都はんなり舞妓つぶさ
 金曜[も]―――もえ

 この子たち(一部男の娘)が曜日ごとに飯炊きに来てくれるから。

 土日は、って?
 バッキャロウェイ!
 男は黙って断食じゃい!

 話が長くなってしまったな。

 要するにぼくが言いたいのはこういうことだ。

 戦争は絶対反対ってこと。



[おわり]

#青ブラ文学部
#気になる口癖

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