#愛読書で自己紹介
山根様、素敵なご企画いつもありがとう。僭越ながら参加させていただきます。
鰯田イノは連日ハードワークのせいか頭の整理がつかず言葉が書けなくなっていて、何か書きたいなあと思いながらもちょっと書いては消しちょっと書いては頭をひねってまた消すを繰り返す日々。この文章も何度も何度も書き直しています。
仕事ではまともなのです。会議も営業も上司のご機嫌取りもオートマチックにこなせてしまう。残業だって休日が潰れるのだってオートマチック。なのに家に帰るとスイッチが切れたように駄目になります。まるで働く機械のようです。仕事の辛さはいつか報われる時が来るんでしょうか、なんて。
だから、山根様のご企画は参加しやすくて有り難かった。自由に物が書けなくなったらたぶん本当に駄目だから、寝る前に書いてみたかった。
もう一度、山根様ありがとう。
①「ノルウェイの森」村上春樹著
高校生の時に初めて読んだ。その頃わたしは尖りきっていてよく卒業できたなあと今でも思う。「ノルウェイの森」は、ガッコウサボって、でも行くところもなくて、ゲーセンとかコンビニでフラフラしてたら本当にヤバそうな人に声かけられてさすがに怖くなって図書館に逃げたら偶然赤と緑の綺麗な本が目について手に取ったのが初めての出会いだった。
「ノルウェイの森」についてのエピソードはまだまだあるのだが、全部書くと長くなるので書かない。素敵な本。直子に共感。
②「好き好き大好き超愛してる。」舞城王太郎著
めっちゃいいのでぜひ読んでほしい。愛について学べるし、これだけ愛してほしいと思う。愛に限度はないから。きっと、愛し過ぎるくらいがちょうどいいんだと思う。本気で。
③「春琴抄」谷崎潤一郎著
―――ああ、佐助!(心の声)
文章が出てこなくなる病にかかっていると思いこんでいたけど案外書けたことに驚いた。好きな本についてって書きやすかった。嬉しいです。何度いってんだしつこいぞといわれるかもしれないがもう一度言わせて下さい。山根様、素敵なご企画ありがとう。
あと、春琴抄の感想は適当に書いたのではなく、本当にそう思うから読んでほしいと思う。佐助、好き。春琴愛してる。
[おわり]