見出し画像

【第22位 Jリーグエキサイトステージ'94】授業とバイトの合間の真剣勝負

こんにちは、ハルリです。
今回は、思い出のゲーム第22位「Jリーグエキサイトステージ'94」の紹介です。

【ゲームデータ】
●発売日  1994年5月1日
●メーカー エポック社
●機種   スーパーファミコン


大好きな野球と超苦手なサッカー

物心ついた時から大好きだったプロ野球。
時代的にもサッカーはマイナー・・・というより、野球以外すべてのスポーツがマイナー扱いだったといっても過言ではない少年時代。

通っていた中学校では野球部はありましたが、サッカー部は存在していませんでした。
(といいながら私は野球部ではなくバスケ部だったわけですが・・・)

そして何より私はサッカーが大の苦手(汗)

前述のとおりバスケ部だったということもあり、特段、球技が不得意という訳ではなく、部活のバスケットはもちろん、授業で行われたバレーボールやハンドボールも無難にこなしていたような気がします。

ただしサッカーは全くダメ。

足でボールをコントロールするなんて、私の技量ではまったく歯が立たず(苦笑)、言われもしないのに試合開始とともに、勝手にディフェンダーをするべく引き下がってしまう始末でした。

というわけでファミコンで遊ぶのも野球ゲームが中心で、記憶に残っている限り、ファミコンで遊んだサッカーゲームは、親友S君が買った任天堂の「サッカー」しか記憶がありません(笑)

任天堂からファミコンで発売されたサッカー これはこれで面白かったです!

しかし、時代が大きく変わる瞬間がやってきます。
1993年Jリーグの創設です。

開始当初はテレビ中継もバンバンやっていた記憶がありますし、大変な盛り上がりでスタートしました。

主役のハードはスーパーファミコンの時代。

Jリーグのスタートに合わせるかのように、たくさんのサッカーゲームが発売されました。

特に有名な作品といえばこの3本ではないでしょうか。

ヒューマンの「スーパーフォーメーションサッカー」
ナムコの「プライムゴール」
そして今回紹介するエポック社の「Jリーグエキサイトステージ」です。

親友S君が買った「スーパーフォーメーションサッカー」も中々面白かったのですが、私の中では、やはりこの「Jリーグエキサイトステージ」が一押しでした。

抜群の操作性

それでは「Jリーグエキサイトステージ'94」を紹介します。

1994年Jリーグ開幕時点の12チーム240名を全員実名で収録。

ゲームモードは通常の対戦モードである「プレシーズンマッチ」のほか、「リーグ戦」「オールスター」、そして周囲が壁になってボールが反射する「サロンフットボール」など全部で6つのモードが搭載されています。

全6モードの選択画面

ボールを持っている時のボタン操作は

Xボタンの「シュート」
Aボタンの「ロングキック」
Bボタンの、地上に転がすようにボールをキックする「グラウンダー」

となっていますが、特に今でも記憶に残っているのが、Yボタンの「サーチパス」というもの。

これは、近くにいる味方選手を自動で見つけグラウンダーでボールを渡すパスなのですが、Yボタンを押しっぱなしにすればパスを受けた選手がダイレクトで別の選手にボールを返すワンツーとなります。

自分がパスを出して敵をかわし、ボールを受け取った味方が、再び私へワンツーでボールを返し、そしてゴールへ向かっていく時の爽快感たるや、このゲームの醍醐味の一つではないでしょうか。

一見、ボタン操作も複雑なように思えますが、実際遊んでみると操作の複雑性はほとんど感じず、むしろ、自然に選手やボールを自由に操れることのできる抜群の操作性を感じることができ、それがこのゲームの最大の魅力となっていました。

大学時代の思い出ソフト

大学に入学すると、それまでとは違った新しい人との繋がりが生まれます。

そこで出会ったN君、H君とは卒業まで特に仲良く行動していました。
そしてよくN君の家に遊びに行きゲームで盛り上がっていましたね。

特に繰り返しプレイしていたソフトはこちらの3本。

プレステの「鉄拳」とスーファミの「ぷよぷよ」。
そしてこの「エキサイトステージ」でした。

どのソフトも対戦がメインのソフトなので、ものすごく高尚な表現をすると、お互い”切磋琢磨”していました(笑)

夕方からバイトへ行くことが多かったのですが、大学の講義が終わってからバイトへ行くまでの時間の真剣勝負は、今となってはいい思い出です。

しかし、この大学時代は携帯電話を持ったか持たないかといった時期で、スマホが当たり前の現代から考えると、よく生活できていたなって思います。

相手に連絡をするには、家の固定電話からですからね。

オンラインやリモートも当たり前の現代では、当時と同じような思い出は出来なかったかもしれません。

そんな想い出を書き記しておくべく、大学生時代にハマった「エキサイトステージ」を紹介させていただきました。

最後に

時代も変わり、サッカーゲームはその後「FIFA」「ウイニングイレブン」などの人気シリーズが生まれます。

ハードの進化に伴ってグラフィックも実写に近づき、サッカーの「リアル」さは当時とは比べ物にならないほど進化しました。

私は両シリーズとも遊んだことがないのですが、まるで本物のサッカーをプレイしているかのように、現実のサッカーをリアルに表現する域まで達していることと思います。

ただし私にとっての、サッカー”ゲーム”の最高峰はやはりこの「エキサイトステージ」

リアルさよりも気持ちよくボールを操る操作感を思い出しながら、記事を書かせていただきました。

「Jリーグエキサイトステージ'94」の制作に携わった皆様。
思い出に残る作品を作っていただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集