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【第4位 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム 】圧巻の世界を旅した200時間の熱狂 ※ネタバレなし

こんにちは、ハルリです。

今回は、第4位『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の紹介です。

こちらの作品は、発売からまだ1年少々しか経過していないため、これからプレイする方もまだまだいらっしゃるかと思います。

よって、今回は、ネタバレ一切なしで、作品そのものから少し離れた視点を交えながらお伝えをしたいと思います。

【ゲームデータ】
●発売日  2023年5月12日
●メーカー 任天堂
●機種   Nintendo Switch

圧巻

本作は、前作『ブレスオブザワイルド』において厄災ガノンを撃退したエンディングからしばらく経過した後のハイラルが舞台のお話です。

ゲームをクリアした今、このゲームを一言で表すとしたら、「圧巻」ではないでしょうか。

★圧巻のボリューム
★圧巻の自由度
★圧巻のストーリー

まずは、圧巻のボリューム。

このゲームをプレイした方ならお分かりになると思いますが、自分がプレイできるエリアの全体像が分かった時、腰を抜かしたのではないでしょうか。
今までの常識では考えられらないほど広大なエリアです。

そしてただ広いだけというわけではなく、余すことなくすべての場所に足を運びたくなる、そんな広大なフィールドでした。

次に、圧巻の自由度。

すべてが自由と言っても過言ではありません。行きたい場所、祠の攻略方法、アイテムの使い方、すべてがプレイヤーの意志に委ねられます。

そして自由の象徴である「ウルトラハンド」と「ゾナウギア」。

「ウルトラハンド」を使うことでフィールド上にある様々な”モノ”同士をくっつけることができます。

例えば、丸太を数本くっつけて帆を付け、いかだを作って水上を移動したり、あるいは敵を攻撃するトラップを設置したり。

プレイヤーの発想次第で可能性は無限に広がり、まるで自分だけの冒険道具を作っているような感覚が味わえます。

さらに、そこに「ゾナウギア」と呼ばれるアイテムを取り付けることで、驚くような動きや便利な機能が加わります。

「ゾナウギア」には、扇風機やタイヤ、ロケットなど多くの種類があり、プレイヤーの好奇心をとことん刺激し続けるのです。

奇抜なデザインの車を作って、思わず笑ってしまったことはありませんでしたか?
木の板に熱気球を取り付けて、どこまで空高く昇っていけるかドキドキしませんでしたか?

これらの機能を組み合わせて、難解な祠をユニークな方法で攻略するなど、自由度はまさに無限大です。

もちろん自由度が高いだけではゲームの面白さは保証されません。
しかし『ティアキン』ではそれを見事に達成し、最高傑作に相応しいゲーム体験を実現しました。

最後は、圧巻のストーリー。
これは、今回、ネタバレなしということで触れません。
ただ、このゲームの全貌が見えた時、鳥肌が立つことになるかと思います。

熱中できる幸せ

ゲームの話はここまでで、ここからは少し違った視点でお話したいと思います。

ゲームをクリアした方は、どれくらいこのゲームをプレイしたでしょうか。30時間、40時間ではないはずです。

私が費やした時間がこちらです。

もちろん、これよりはるかに長時間プレイした方も多くいるとは思いますが、50歳になるかどうかの年齢で、何かにこれほど熱中できることはとても幸せだと感じています。

ゲームをやらない人からすれば、たかが一つのゲームに200時間だなんて馬鹿げている、もしくは時間がもったいないと思う人もいることでしょう。

ただ、私はこの年齢で何かに熱中できたことがあるって、素晴らしいことだと感じています。

『いい年をしてゲームなんて』という考えは、もう古いです。
『年齢に関係なく、好きなことに熱中できる』というのが今の時代の素晴らしさではないでしょうか。

ある調査では、中高年単身者の幸福感には「仕事や収入だけでなく、趣味やプライベートの充実感」が大きく関わっていることが示されており、仕事だけの人生は、決して幸福ではないことが明らかになりました。

私にとっての『ティアキン』は、まさにその充実感を与えてくれた存在です。

そういえば、先日記事にした「死ぬ瞬間の5つの後悔」。
5つのうちの一つが「働きすぎなければよかった」というものでしたね。

あと、長生きする人に共通することの一つに、趣味を持つことがよく言われます。

もちろん、健康的な食生活、適度な運動、十分な睡眠など健康で過ごすために大切なことはいうまでもありませんが、自由時間が増えても、やることがなくダラダラと一日が過ぎるだけだと、幸福感は感じにくいかもしれません。

話を元にもどして、私が『ティアキン』をプレイした200時間。
私にとっては、決して無駄な時間ではないどころか、こんな感動的な体験をできたことに感謝しかありません。

熱中できることがあるって、やっぱり幸せです。

おわりに

私が『ティアキン』をクリアしたのは2023年8月11日、50歳になる直前でした。

正直、この年齢になって、生涯を通じてナンバーワンになりうるゲームと出会えるとは思ってもみませんでした。出会えたことに、本当に幸せを感じます。

小学生でファミコンと出会った最初の感動から40年経過して、なお、とてつもない感動に出会えるのですから。

人生の中で熱中できるものに出会える素晴らしさ、それこそが『ティアキン』が私に教えてくれた最大の幸せかもしれません。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の制作に携わってくださった皆様、素晴らしい作品を届けて頂き、本当にありがとうございました。

「ティアキン最高!」という読者の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、ネタバレ禁止という方針もあり、作品の内容にあまり触れられず申し訳ありませんでした。

ちなみにベスト3の中に、もう1本ゼルダシリーズの作品がランクインしていますので、ゼルダの話はそこでたっぷりするつもりです(笑)

もし前作『ブレワイ』をクリアしているにも関わらず、忙しくて『ティアキン』を未プレイの方がいらっしゃいましたら、そのままプレイせずに死ぬのは後悔するかもしれません。

『ティアキン』の世界に飛び込んで、圧巻の体験をしてみませんか?心を揺さぶる冒険が、きっとここにあります。

前作「ブレスオブザワイルド」はこちら

もうすぐ始まる新しいゼルダです(私はダウンロード版購入します)

他にもSwitchで遊べるゼルダはまだまだあります

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