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書籍って、言ってみるだけでちょっとかっこいい

本を読んでみたい。

ずっとこれ。

読みたい、よりも前にある、達成されることのない初心者感情。ここ数年のわたしは、ずっと本とよそよそしい。

たまに、今日はなにか  こちらからはたらき掛けてみるかな、と思うときもあるが、満を持して ひと声かけて、それに対して「うん」なのか「すん」なのか、みたいな返事が向こうからあって、それっきり、みたいな。そういうのが多い。うんともすんとも、というわけでもないのが逆に、歯切れ悪くて、「この!」って思う。

わたしは4月からめっちゃ文学部なのにね。

「本当に本が」

言いかける。本の重複に気づいていく。
ホント、間が悪いやつだな、本というやつは。
というふうに、「ホント」と「本」の距離を、倒置を使ってつくったバージョンを 頭の中で再生してみる(なお、「本当」というのも軽快に「ホント」としてみている)。が、これは逆に、韻を踏みに行っているみたいに響いた、よなさすがに。はあ、しゃべんのむずい。(そう、わたしはしゃべるように書く者なのでね。と聞かれてもないのに言っておくね)。

「ほんの少し本が」

言いかける。本の重複に気づいていく、ふたたび。

ふたたび?

ふたたびって、またたび由来の言葉なんかな。またたびってそういえば、中毒性のある植物なんでしょう、ねこさんにとって。だから、「ふたたび  またたび与える」的なことか?と思って検索にかけたら、岩手大学などの研究グループが「またたびに依存性も毒性もない」っておっしゃった痕跡をNHKさんが うぇぶ上に残しておられた。のを見つけた。まぎらわしい、またたび。


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