レベチ
レベチって言葉、知ってますか?
若者の言葉(ギャル語)でレベルが違う、格が違うって意味だそうです。
レベチ・・・意味とは関係なく、なんだか可愛くて思わず言いたくなるようなフレーズでもあります。
そのレベチで、最近思ったのは、先日の藤井聡太八冠のことです。
誰の目からも見ても、彼は紛れもなくレベチです。
金輪際現れない究極のアイドルならぬ、究極の棋士と言っても過言ではないでしょう。
ニュース解説者やコメンテーターは藤井聡太八冠を様々な角度から分析し、強さの秘密を解析しようとしています。
色々なニュースやエピソードの中で、私は、このエピソードこそが、最初に彼をレベチだと思った瞬間でした。
2019年名古屋市で行われた将棋イベントのトークショーで、ファンからこんな質問を受けました。
「もし将棋の神様に会えたなら、どのようなお願いをしますか?」と。
すると同席していたほかの棋士は、
将棋が強くなりたいであったり、タイトルを取りたいなどある程度、予想ができるものでした。
そして、究極の棋士の答えは・・・
「せっかく神様がいるのなら、1局、お手合わせ願いたい」と。
まさしく神回答で、会場はどよめいたそうです。
すでに単純な強さではなく、極致の頂を目指そうとする彼は、彼にしか見えない景色がすでに見えつつあるのかもしれません。
そんな極致に達しようとしている彼をレベチと呼ぶことは、軽々しく思え、気が引けてきました。
レベチとは、やはり、可愛い動物やアイドルだけに似合う言葉なんじゃないかなと思います。
そう、うちのカリン姫はもちろんレベチです。
親バカな話はここらへんで終わりにしましょう。