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普遍性って何だろう… 雨宮庸介展 まだ溶けてないほうのワタリウム美術館
2025年2月1日
卒展を見にいった後に、ワタリウム美術館へ。
ワタリウム美術館、改修工事?が終わり、とても綺麗になっていました。
前回の展示では、side core展が行われていて、ちょうど工事現場、まさにside coreのような感じでした…
4F
雨宮さんのことを知ったのは、2年前に石巻で行われたReborn art festivalで、私自身少しだけ携わりまして、作品を拝見していました。
4Fの展示室にあった「石巻13分」は、日和山という場所で、実際に人はいないのですが、ライブインスタレーションのような形で行われていました。
あの時に経験したのは、とても貴重でした。
縁があって、たまたま他のギャラリーでも、VRを使って体験をすることができました。そのVRは、その場所を疑似体験できたので、今回ないのは残念!
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並ばなくても立ち見で鑑賞できます。
そのまま4Fフロアについて話すと、そこには雨宮さんの初期の作品が展示されていて、3Fと関係する作品も展示されていました。このカエルの中、必見です!
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3F
3Fは、お待ちかねのVRでした。
溶けていない方のワタリウム美術館というように、ワタリウム美術館の色々が隠されていました。
ここで、重要なのは、この展示に行ったときに、2F→3F→4Fという順番で見ないこと!
エレベーターに乗ったら、必ず3Fに向かってください…特に土日祝日は!
表に名前を書いていくのですが、見れるVRの台数が少ないので、時間がないと見れないかも😢
映像に出てくる人は、雨宮さんだけではなく、ワタリウム美術館の・・・なので、ぜひ注意深く見ていてください
会場でも出没しているかも
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2F
逆走で話していますが、2Fでは写真撮影がダメと書いてあったため、ホームページから引用します・・・
この溶けているりんごたち触りたい気持ちがおさまらないです。
雨宮ワールドが爆発していて、私は脳内パンクしました。
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この2階で毎週土曜日に雨宮さんによる公開練習が行われていて、実際に見ました。
毎回内容が異なり、今回は絵本についてでした。後半にかけて畳み掛けるように雨宮節になり、終わりました。
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おわりに
雨宮さんの作品について、これだという答えを見出すことが難しく、わからない部分が多いと私は思います。
普遍的なものほど、目に見える形でわかりやすそうでわかりにくい。その本質は個人的なものだと思うのです。
鑑賞者の中で、「あのVRで出てきた女の人何?」という声も聞こえて、私と他者で見ている・知っている世界が違うと思うと、世界はどこまで行けば普遍なのかわからないです。
雨宮さんは社会や人の実験の場をこれからも作品を通して伝えていくのかなと思っています。
p.s
今回もパスポートチケットになっていて、期間中に何度も行けるのはありがたい!です。
寒い時期ですが、ぜひ!
最後までお読みいただきありがとうございます!