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釜無ホテイアツモリソウ

入笠山のおそらく今季最後の一輪に間に合いました。ホテイアツモリソウはラン科の植物で、本州で生育が確認されている県は、長野県・山梨県・福井県の3県だけで、長野県では入笠山でのみ生息しているそうです。環境省及び長野県のレッドリストで、近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い、絶滅危惧類に区分されています。現在、国内で自生している固体数は、わずか100個体程度と推測されいる希少個体にあえました。ちなみに、アツモリソウは、漢字では「敦盛草」と書きます。 この漢字名の由来は、袋状の唇弁(しんべん)の部分が、平敦盛が背負った母衣に見立てて名付けられました

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