焦げ付いた鍋からボウイングを学ぶ
今の職場は3人でシフトを組んで回していますが、一人が体調不良で今月はよその部署の人がシフトに加わってくれるはずが、急遽できなくなったそうで、二人で対応することになりました。
一人は扶養内で納めたい人ですが、私は扶養内とか関係ない人なので、いつでも大丈夫ですよと言ったところ、9月は19日も勤務することになりました。
自分で大丈夫と言っときながら、リタイヤ前と同じじゃないか、とがっかり。永遠じゃないからいいですが。
そして今日は9月に入って初めての貴重な休日、夫も会社を休んでおり、眼鏡を作りに行って美容院に行って・・など予定してたのですが、義妹から暇なら認知症の両親の面倒を見てくれと連絡があり、急遽両親をお迎えに行って、お昼を外食し、家でスコーンを作って食べました。
両親はスコーンが初めてで、クロテッドクリームといちごジャムをのっけて食べるのが美味しかったようで、おかわりもしてくれました。
コーヒーにラテアートしてみたのですが、フォームドミルクを泡立てすぎたのか、うまくいきませんでした。
ふたりともおやつを喜んでくれてうれしかったです。
帰りに余ったスコーンとクロテッドクリームといちごジャム、TERAKOYA(小金井の有名フランス料理屋、おいしいです)のオリーブサンドとLUPICIAの紅茶と急いで作ったアクアパッツァと生ハムのサラダを持たせて、5時過ぎに夫が送り届けました。
両親は帰りの車に乗り込んだ時には何があったか忘れてしまっていたと夫は言っていましたが、おふたりが喜んでいた瞬間があったことは事実なのでよかったです。
瞬間、瞬間を楽しんで暮らしていってほしいです。
さて、チェロを練習しよう!と始めたところ、しばらくして焦げ臭い匂いが・・・。
アクアパッツァの鍋が焦げてた!
ショックすぎる・・・
急いで作ったため、水の量が少なくて後から湯を足すつもりが忘れていました。危ない自分・・
魚は少しは大丈夫だけど、焦げた味しかしないだろうから、捨てました(;_:)
せっかく夕食にアクアパッツァ、その後リゾットだったはずなのに。
焦げ付いた鍋をゴシゴシ洗って無駄な時間。
部屋は焦げ臭いし。
そういえば、チェロの先生が、大音量でガシガシ早く弾くところを、焦げ付いた鍋をゴシゴシ洗う時みたいに肘から動かして・・と言ってたなぁ。
先生も鍋焦げ付かせていたんだろうか。
実家暮らしだけど料理が趣味みたいだし、鍋焦げ付かせて洗ったりしてたんだろうなぁと思いながら、こうやって弾くのか、たしかにゴシゴシ肘から早く動かしていると腕の動きと力の入れ方を学びました。
チェロの先生は割と具体的な指示を出してくれます。
スピッカートはバスケのドリブルみたいに、とかこの音はタオルをほいっと放り投げる感じの弓使いでとか。
アンサンブルの先生は、ここは心臓の鼓動なんです、ドッキンという音で、とか、ここは私、恋をしてしまったのかしら?という場面とか、ここは17歳くらいの男の子と女の子が嬉しそうにダンスをしている様子とか映像で話してくれることが多いです。
どちらも参考になりますし、お二人の性格がよくわかります。
もし逆だったら、こんな指示がでそうだな、と想像ができて面白かったりします。
それにしても鍋の焦げ落としは時間とお金の無駄、さらに部屋に匂いがつくと悪いところばかりですが、チェロの弓さばきに役に立つという唯一の利点があるようです。
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