モノを手放すことは勿体ないのか
こんにちは。
おのでらです。
今日は「何でも捨てる捨てて勿体無い」と言われた私が考える「本当にもったいないこと」についてまとめようと思います。
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こんな人におすすめ
・もったいないが口癖な人
・もったいないに縛られて、捨て活が進まない人
■「なんでも捨てて勿体ない」への反論
まず「もったいない」とは何なのか。
辞書的な意味を確認してみました。
おそらく捨て活をしていた時、母からみた私は①の後半部分。
「使えるかもしれないものを手放すなんて勿体無い」というニュアンスだと思います。
「使えるものを捨てるべきではない」というニュアンスの思考や思い込みがここから伺えますね。
それに対して私が思うことは有用ではないのに、そのままにしておくことが1番勿体ない。
何十年も経ったけど来ていない服。
今は使ってないけど、便利そうな100均グッズ。
誰かがプレゼントしてくれたあれやこれや。
こういったものを使っていますか?
押し入れにしまって存在を忘れていませんか?
今の自分にとって有用ではない物、使っていない物に「捨てるなんて勿体無い」というのは少々疑問が残ります。
私は捨て活を始める前に
「この服最近着る頻度が落ちてきているなあ」とものに対して罪悪感を抱く事がありました。だって使えてないから。
もしも私が物だったら(?)
「使ってもらえないの悲しい」
「ずっと放置されて忘れられてるんだろうな」
「いっそ捨ててくれたらいいのに」
なんてことを思ってしまいそうです。
物は使ってこそなんぼ。
使うからこそ価値があり、乱雑に置かれているけど使っていない、存在を忘れられていた状態は果たしてモノとして価値があるのでしょうか…?
「ああ、これもういらないんだよなぁ」
「見ていても気分が上がるものじゃないなぁ」というものを自分の部屋に置き続けるとスペースが勿体ないです。
そして、一番もったいないのは
ものが目に入るたびにネガティブな思考になる時間だと私は思っています。
1日人は6万回思考し、そのうちの4割はネガティブの対話が頭の中で繰り広げられているそうです。
おそらくその4万回の中には、不必要なものを取っておくことで、モノに気を取られる瞬間も含まれているのだと思います。
だからこそ、不要なものに気を取られて、ネガティブな気持ちにならないようにするために、捨て活をしてネガティブを防ぐことが大切なのではないだろうかと考えています。
こんな風に考えると
使わないで捨てることが勿体無いのか、
はたまた、捨てずに自分の心を痛めるのがもったいないのか見え方が変わってくるのではないでしょうか…?
■「捨てることはエコじゃない」への反論
これに対しても私は反論します。
物を減らすと自分が何が欲しくて、何を欲していないのか明確になります。
そうなると、無駄な買い物をしなくなっていきます。
100均グッズを買うのでさえ、慎重に選べるようになった場合、「捨て活はエコではない」と言い切れるでしょうか?
物を減らさないと、物は景色と同化すると思います。いらないものもいるものも存在している状態です。
そこに1つものを加えても変化がないので、人は買い物に躊躇しなくなります。
すると買い物が増え、物量が増えていることに気づけない。判断基準があいまいなので、不要なモノにもすぐに手を伸ばしてしまう。結果的に買うものも、捨てるものも増えてしまう。
こっちのほうがよっぽどエコじゃない気がしています。
だいたいは家にあるのに気づかず買ってしまう。
自分の適正量、保管場所を把握していれば起こりにくいです。
すでに持っているものを買いなおす、こっちのほうがエコじゃないし勿体無いのでは?と思っています。自分の適正量、保管場所を把握していれば起こりにくいです。
すでに持っているものを買いなおす、こっちのほうがエコじゃないし勿体無いのでは?と思っています。
■まとめ
勿体ない、というのであればしまい込まず、飾ったり使ってあげることでモノとしての役割が活きてくるのだと思います。
捨てることが勿体ない、と思うのであればそれを使ってみてください。
使う必要がないモノを手放さないことは、もっと勿体ない事象を引き起こしている可能性もあることを頭の片隅に置いてもらえると嬉しいです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
それではまた。
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