派遣会社からの引き留めに苦労した話|適応障害
こんにちは
今日は派遣会社との退職面談について書こうと思います。最後の派遣会社と話し合いが大変だったので、そのことを思い出しながら書いてみようと思います。
具体的に言われたことも記載しているので、見るのが辛い方は飛ばしてください。
■発症〜退職まで
出勤日に涙が止まらなくなる
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心療内科で適応障害の可能性と言われる。(この時はまだ薬を飲みながら出勤できると思っていた)
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なんやかんやで10日ほどお休みをもらう
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派遣先+派遣元との面談で研修にでる事が決まる
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研修中に、涙が止まらなくなる
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診断書をもらう+派遣先と話し合い退職。
という感じでした。
■派遣元とのやりとり
起き上がるのもしんどい状態のなか、派遣会社に向かいました。
「もし籍を置いといていいと言われたら、来月までどうするか考えてみないか」と聞かれましたが、
籍を置いたとしても辞める意思は変わらないことや、出勤日が近づくにつれ焦り出してそこでぶり返す気がするので退職したい、という旨を伝えました。
が、そこから1時間以上の引き留めに。
実際言われたことはこんな感じ。
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「人生においてできないことから目を背けるだけじゃなくて耐えることが必要なこともある」
「私も辛い時期があったけど、やっていくうちにある日急にできるようになることがあった」
「私も今しんどい時期で…。でも上手くいかないときは上手くいかないと思ってやり過ごすことも大切」
「あんだけ派遣先の人が時間をとってくれたからもう少し頑張ってみない?」
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あの手この手で引き留めの言葉が繰り広げられました。
が、言われたことができてたら適応障害になんてなっていません。むしろ言われたことはすでに自分でも試していて、それでも適応できなかったが正しいです。
何を言っても「限界です」と伝え続けたことで、1時間半程かかりようやく折れてくれました。
■このやりとりから学んだこと
ここで学んだのは
私の派遣担当の人が見ていたのは「数字」だということ。
(すべての派遣の担当の人がそうとは限りません)
派遣社員の継続率で成果が決まる話や、苦労話をされても、頭の回らない私には何一つ響きませんでした。
「自分ができたからあなたもできる」と言うメッセージには怒りと呆れに近い感情がありました。
ここで強く感じたことは、
心配しているようで、自分の成果しか見えていない人の話は鵜呑みにしなくてもいいこと。
もちろん生活もあるため、すぐに退職できない場合もあるかもしれませんが、私は退職が決まった日から回復のスピードが早まりました。
あのまま担当者に流されて、「じゃあ続けます」と言っていたら悪化していただろうなと思います。
結局流されて、状態が悪化したとしてもその責任を派遣会社が取ってくれるわけではありません。
それなら自分の出した答えがどんな道であろうと、正解だと思います。
復職も、休職も、もちろん退職も。
どの選択を取ったとしても間違いではないはずです。他人の意見よりも自分の選択を信じることの大切さを学びました。