見出し画像

一周年 物語あとがき

1周年、1年のお祝いありがとうございました。
記念ストーリーはいかがだったでしょうか?
記念品はどうだったでしょうか。

“ありえない未来の姿”そして素敵なイラスト。
LINEスタンプやグッズの販売。沢山考えて、準備を進めました。ここまで応援しててよかった、と思ってもらえるようなことを沢山考えてみました。

また、ストーリーについて語り切れなかったことを、ここでは綴ろうかなと思います。

STORY

 前提として、これは存在しなかった未来 です
ミネクラヴィーレが、己を拾い育てた人間(オルキス・ファルケ)の名前を貰った未来の話です。本来ならば、貰いません。

オルキス・ファルケが哲学者としても科学者としても、名を馳せている事実は変わりません。その上で、名前を受け取り、ミネは名乗りました。
よって、それの正式名称は「ミネクラヴィーレ・オルキス・ファルケ」になりました。長いね。


前日譚

この街に訪れる前も、同様に他の街に居座っていました。

  • 名前を貰う

  • 本物のファルケが死去

  • ファルケを名乗り、街を点々とする

  • 今回の街に訪れた

という流れです。
ミネは元居た街を去りました。人間としての師であり、親のような彼女の死を体験し、心境の変化があったのでしょう。

いくつもの街を流れ、
いくつもの時代を過ごして、人間に馴染むことを覚えました。

街に訪れた時、
緑の髪がおかしくないか。
人間ではない存在はどう扱われるのか。等と
尋ねるようになったのはそういうことでしょう

結果、カフェの店主・ミレーラに行き着きました。

存在を譲渡され、人間のような成長を遂げたミネは、もう人間なのかもしれません。
それでも心は着いてこないものです。
(身長は170超えました✌️)

何故成長したのか、語るのは野暮ってものです。


蒸気機関と時代

時代は蒸気機関の発展した時代より、また進みました。
遅れながらも、蒸気以外の発電装置は開発されつつありますが、まだまだ蒸気機関が主流です。

さて、ミネが告げていた。AIやコンピューターですが。現代社会の皆さまにはよく馴染む言葉だと思いますが、この時代のものは、また少し別です。

AIは、人工知能と現代では言いますね。
この時代では認識が違います。

まずこの世界と時代の機械についての関係性を説明しましょう。

カリキュレータ=計算機。階差機関。

現代で言うところの、そろばんです

コンピューター=計算機のこと理解し、操作する人間

そろばんの使い方を知っていて使える者がいなければ
ただのがらくたです


では、AIとは何なのか
簡単に言ってしまえば、解析機関の進化版です。

AI とは
蒸気機関、または別の動力で
独自に計算や情報の処理を行うことが出来る機械

ミネクラヴィーレはAIという括りに入ってしまいます
そう自称させるようになったのはまた別のお話しですが

基本的に、AIには言語や意思疎通は含まれていません。そのため、解読し利用者に伝えるコンピューターという技術者の仲介が必要になるわけです。

ミネには意思疎通が出来るので、あまり必要なさそうでしたが、単体では人間としての生活は難しいでしょう。頭緑だし。


街の情勢

ミネが流れ着いたこの街。
雑に言ってしまうと、知能が低いです。

何故そうなのか、主な原因は以下でしょう。

基礎知識(字や足し引き計算)は幼少期に教わるもの
 ⇒親が教えるか日雇いの教師が教える

学校は富裕層の中でも希望者のみ
 ⇒家業を継ぐのは当たり前。家業は家庭で教える

大学≠学び舎
 ⇒国が提供している研究施設。流れの学者が住み着いて研究している所

外交を目的とした職も全てコネやツテで成り立っている
大学も流れの学者が後継者を育てる為や気まぐれな為
授業という授業はない
学びたいジャンルの教授に話をして
付き人のようになるだけです

大学へ行って卒業(という名の学びを終えた)アダンは、街へ不満を持っていました。
知識を深めようとしない。知らないことを知らないままでいる愚かさを知っていたのかもしれません。
実は、街の外の話をこっそりミネに尋ねに来たことがあります。小さな書斎で楽しそうに聞いていました。

 ミレーラも街で育っていますが、一度街を出て、戻って来たそうですよ。


知能の低い街ではありましたが“火に弱い”というのは
この時代のこの世界では当たり前でした。
蒸気機関に火力はつきものですが、多くの街が、大火事には対応できませんでした。

おそらく時代や土地由来のものでしょう。

そこそこの街では
”駄目だったら捨てる”
という常識がありました。
どの街でも、火事や津波でダメだと悟ると、街を捨て、新たな土地を探すという習性を持っていました。

ミネは大きな都市を割けていたので
火事などの災害対策は詳しくないです

江戸の火事では破壊消化というのでしょう。壊して被害を最小に納め、修復してまた利用する。そういった活動はありえませんでした。

ミネによって火を付けられたあの街の住人は、そっと街を捨てるでしょう。そうして廃墟が生まれては、また流れ着いた誰かが復興させて、街をつくる。そうして歴史が続いていました。

火を付けたのは初めてじゃありません。それらの習性を知ってしまったミネにとっても、その程度の歴史だと悟ってしまったのです。
だから、また火を付けた。


最後に

1周年のお祝いは、やはり先生に似た姿にしたかったんです。
お祝いだから、お祝いするにふさわしい姿を考えたけど、やっぱり先生の姿を見せたかったというのもあります。
髪型と口調くらいの真似っこでしたけどね。

でも、この姿で良かったと思います。
この物語を一周年で伝えられて良かったです。

もっと、知ってほしいから、頑張ります。


ミネクラヴィーレの情報

ミネの公式を記載しておこうかなかと思います。
これからも、よろしくお願いいたします。

ミネクラヴィーレ X(旧Twitter)
 所属事務所 ⇒ X(旧Twitter)

メインストーリー ⇒ note

LINEスタンプ

SUZURI  グッズ売り場

絵師: 焚丸 様

ここまで読んでくれてありがとう。

2周年では
遺書を書きたいな
と思ってます

思ってるだけです。完全未定

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?