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好き同士・相思相愛だった男女は、なぜ別れてしまうのか?突然別れを告げられる前にしておくべきこと

カップルが最初はお互いを好きで始まるのに、なぜ別れてしまうのか。

これは多くの人が抱く疑問ですが、答えは意外とシンプルかもしれません。

出会って交際を始める男女は、かならずどちらともが、お互いに「わるくない」気持ちを抱いているものです。

よく、「出会いは最悪だったけど、付き合っているうちにいい人だと思ったから付き合った」という話を聞きますが、そんなわけありません。

ほんとうに「出会いが最悪」なら、顔も見たくない話もしたくない思い出すのも嫌なので、付き合いが始まりません。

口では「最悪」と言いながら、どこか気に入ったところがあるから、2度も3度もかかわっているわけです。


交際が始まった時点では、お互い探り合いの状態かもしれません。

自分が好意を持つ相手に嫌われないよう、細心の注意を払います。

お互いが「いい男」「いい女」として見られたいという気持ちが強く働きます。

そのため、自分を少しでも良く見せようと頑張りすぎてしまうことがあります。

しかし、時間が経つにつれて、その演技が次第に疲れるものとなり、窮屈さを感じ始めます。

面倒なことに、「演技」は相手にばれないように行われますから、肝心の相手は「それが本当の姿」だと思うんですね。

その結果、自分の本音や不満がうまく出せず、相手に対する苛立ちや不満が溜まっていくことになります。

この苛立ちが適切に表現されず、(遠回しに言うとか、我慢するとか)
コミュニケーションが悪化することで、
お互いに対する不信感や嫌悪感が増していく。

最終的には「もう無理だ」と思うようになり、別れを選択するのです。

その、「もう無理だ判定」は、いきなりおこります。

たとえば、食べ物アレルギーは、一定範囲までは発症せず、ある日突然起こることもありますよね。

今まで食べてても平気だった食べ物、今日いきなり食べたら蕁麻疹。
そのあとは、もちろん食べたら毎回蕁麻疹。

「もうむりだ」は「まだ大丈夫」のほんの少しのラインにあり、
いきなりプラスからマイナスになります。

「どうしよっかな~」「やすもうかな」の「ゼロライン」はありません。

「突然別れを告げられた!」と悲愴な顔でご相談に来られる方は、
自分や相手に「ゼロライン」があることを知りません。

だから、「昨日まで大好きだったのに、今日は許せない」となり、「突然の別れ」がやってくる。

突然の別れと思っているのは自分だけで、実はひたひたと、別れが迫っているのです。



復縁をしたいと願う女性は、ほとんどが「突然の別れ」を経験し、理由が分からないまま。

突然だから、急に正反対になった世界が居心地悪く、元の世界に戻ろうとする。
(別れた現実が受け入れられず、よりを戻したい復縁したいと思う)

男女逆のパターンもあるでしょうが、多くの場合、別れを告げた方が、我慢の度合いが多いのです。

出会った時から比べて
「出会った時と変わってしまった」=「好きになった人とは、別の人みたいになっちゃった」から、別れを突き付けられただけなのです。

「悪い意味で変わる(ネコをかぶっていたのに、突然キバをむく)」

だけでなく、

「悪い意味で変わらない」

も、理由に含まれます。

(悪いところをなおさない・指摘したことを受け入れない姿は、「素直だった人が意固地ヘンクツに変質した」と考えます)



恋愛がはじまったら、相手からどう見られるかより大切なことがあります。

それは、「まずは自分自身と向き合い、本当に何を求めているのかを冷静に見つめ直すこと」です。

自分の欲望や不満をしっかりと理解し、それに対して正直になること。

相手にわかりやすいように、説明する事が、健全な関係を築くための第一歩です。

恋愛は、風俗のお店での関係とは違います。

お客さんに気を使う風俗嬢なみに、恋愛シーンで彼氏にかしづく女性が多すぎます。


一般の恋愛カウンセラーさんの中には、都合のいい女になっちゃった女性へのアドバイスでよく、

「彼の無料の風俗嬢にならないで」

という言い回しが出てきます。

風俗嬢だった私は、この言い回しが最高に大嫌いなのですが、
(理由:無料で誰が風俗嬢なんかするか!私たち風俗嬢をバカにすな!、です。有料だから、風俗嬢してるんです)

でも、恋愛関係で、風俗嬢と同じ対応(ワガママをいつもきいてやること)を彼氏にするのは、間違っていると思いますよ。

恋愛だからこそ、サービスはせずに、対等にお付き合いなさってください。


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