「紋章学入門」

「紋章学入門」森護

すっごく面白いんだけど、基本知らない単語がポンポン出てくるのでしんどいです(笑)
日本の家紋と違って西洋の紋章は基本個人個人全て違います。それを可能にしているのが、紋章院によって定められた厳密なルール、、の臨機応変(汗)な運用。。

死ぬ思いでなんとかドMに読み進めていくと、
第六章「オーディナリーズ」の冒頭でこんな素敵な文章に出逢います。
「紋章学入門者が最初につまづくのがこのオーディナリーズです。」
、、、逆にワクワクしてきます(笑)
第八章に至っては、ここまでは基礎編でここからは応用編となる、と全力で心を折にきてて涎が出ます。

ちなみに英国では「紋章学者のようだ」というと、
自説を曲げない頑固者、という意味になる程この分野は底なし沼らしいです。
でも、この紋章生成規則が国旗にも通じるものがあったりして、読んでいくほどにちょっとずつ癖になる危険図書です。

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