「曲がった蝶番」
気づいたらトップコントリビューターなる謎の肩書きが(汗)自分なんぞがおこがましくてすみませんすみません。。
さて、読書の醍醐味として、読んだ本同士が思わぬつながりを見せてくれる時がありますよね。
ジョン・ディクスン・カーの
「曲がった蝶番」を読んだのですが、
自動人形がある英国館で起きた殺人事件、、、
という魅惑的なモチーフもさることながら、
僕がこの本を手に取ったきっかけは、
ズバリ「タイタニック」。
“25年ぶりにアメリカから帰国し、爵位と地所を継いだファーンリー卿は偽者であり、自分こそが正当な相続人であると主張する男が現れた。渡米の際にタイタニック号の船上で入れ替わったのだと言う。あの沈没の夜にー。手がかりは精巧な自動人形、、、”
この作品に限らず、タイタニック沈没が当時の世界にいかに衝撃を与え、以後の文学的死生観にまで深く変質を及ぼしたということが非常に興味深く、絡んだ作品は色々と読むことにしているのです。
馴染み深いところですと宮沢賢治の銀河鉄道にもタイタニック号の被害者が乗り込んできますし、コニーウィリスの航路ではーーー(自粛)として、ダウントンアビーでは英国世界落日の象徴として登場します。
ちなみに映画タイタニックやアバターの音楽を担当したジェームズホーナーは、
「ジュラシックジョーズ」という超B級映画の音楽も手掛けていました。
これも繋がり?
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