「木曜日だった男」

「木曜日だった男」 チェスタトン

“この世の終わりが来たようなある奇妙な夕焼けの晩、十九世紀ロンドンの一画サフラン・パークに、一人の詩人が姿をあらわした。それは、幾重にも張りめぐらされた陰謀、壮大な冒険活劇の始まりだった。日曜日から土曜日まで、七曜を名乗る男たちが巣くう秘密結社とは。”

無政府主義者たちが巣食う謎の秘密組織に潜入することになった主人公、ひょんなことから組織の幹部“木曜日”が空席であることを知ります。そして次期木曜日候補の案内を受けて議論を深めていくうち、ふと“とある計画”を思いつきます。
しかし、、、。

もうタイトルとこの導入だけで最高。
次々と現れる各曜日たちのキャラも実に立っていて魅力的。前半部分はもう完璧と言っていいでしょう、素晴らしい前半大賞をあげたいです。

、、、後半?ちょっと何言ってるか分かりません(笑)

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