「兄のトランク」

「兄のトランク」
宮沢清六

実弟、清六から見た宮沢賢治。
カッコよくて、頭がよくて、ちょっと不器用、そして誰より家族思いなお兄ちゃんへの憧れ。これほど敬愛した兄の作品群をなんとか世に出そうという弟の姿は、ゴッホに対するテオの姿とも重なります。

この清六さん、なんとというか当然というか、大のSF好き。造詣も深く、ラストのインタビューにて、最近いいなと思ったSFは?との問いに「ガンダムっていうのが始まったんですが、なかなかいいんですよ」と答えています。銀河鉄道が宇宙世紀までつながっている気がする、好きなエピソードです。


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