過去

産まれた時私は女の子として産まれました。
父親が望む男の子ではありませんでした。
父は男の子が欲しかったんです。
だから私は産まれた時から必要ない子でした。
毎日父からの暴力や暴言。所謂家庭内暴力でした。
それが3才の頃まで続きました。お母さんは働かない父親の代わりに毎日朝から晩まで仕事をしていて家庭内暴力には気付けなかった。
気づいた時は私が七五三の時でした。父親の方に行かない私をみたお母さんが何かぎおかしいと勘が働いてそこから離婚して私と姉と母の3人での暮らしが始まりました。
そこからは全てが順調でとても楽しい日常でした。

一変したのは小学校6年生の転校がきっかけでした。

　私ははじめての転校だったし少しの不安と期待でいっぱいでした。

でも待ってたのはいじめでした。

私に関する噂がある事ない事流されてクラスに私の居場所はありませんでした。
前の小学校の時みたいに普通にいたつもりだったけどクラスの人から性格が変、喋り方が気持ち悪い。散々言われて人とどう接したらいいかどう関わっていけばいいか分からなくなりました。
殆ど出席もしないまま卒業し次は中学生です。

そこで待ち受けていたのもいじめでした。

中学にあがるといじめもエスカレートし上履きが無いのは当たり前、体操服が破られたり捨てられるのも当たり前、長かった髪の毛を切られたりした事もありました。他にもたくさん。
それでもお母さんには迷惑をかけたく無くて中学2年の夏休みまでなんとか頑張りました。でももう我慢の限界でした。
お母さんに全てを打ち明け学校に通う事を辞めました。そうです。登校拒否です。

学校に行かなくなってから人との関わり方や話し方が分からなくて学校を学生を見るだけで怖くて家から出られなくなり精神的にも不安定になっていきました。