虫歯が22本ありますね。
「虫歯が22本ありますね。」
3年振りに、歯のクリーニングのために、歯医者に行ったら、妻がそう言われたらしい。そして、こうトドメを刺された!
「早く治療しないと、歯が全て銀歯になります。」
32本中、22本。全体の7割弱が虫歯に侵されているという。そんな事ってあるのだろうか?仮に、これが学校なら、クラスのうち7割がインフルエンザに罹患していることになる。すぐさま学級閉鎖の異常事態だ。
「キーンコーンカーンコーン♬残念なお知らせです。歯の全体の7割が虫歯となりました。緊急措置として、明日からはしばし、食べるのをお休みしたいと思います。その間の栄養補給に関しまして、点滴を採用する事になりました。」
よし、食べるのを休もうって、なるかーい!!
私も含めて、周りにそんな人間は聞いた事がない。何かの間違いではないのか?
確かに、娘が生まれてからというもの、仕事に家事に育児にと、妻は大忙しだった。私も一部担っているとはいえ、確かに、家庭における負担は妻の方が大きい。
育児あるあるだと思うが、子供を寝かしつけて、自身も寝てしまうことも度々あった。私は夜中に起きて、歯磨きをしていたのだが、妻は朝までぐっすりという日も、少なくなかった。それが、原因だったのだろうか?それにしても22本は多すぎるだろ、、、
8020、80歳で20本の歯を維持するためには、日頃のケアが重要だ!歯の健康は、体の健康に直接影響する。だって、栄養は口から取るんだから。その補給源がしっかりと確保されていなければ、元気は維持できない。また、虫歯や歯周病が、血の流れに乗って、全身に行き渡り、新たな病気の火種になる恐れもある。健康のためにも、いい歯をキープするのは、非常に重要なファクターなんだよ!妻よ。至急、治療に専念してください!
「ママがいい、パパあっち行って!」
私だって、週の半分は迎えに行ってるだろ?いい加減、慣れてくれ!とゆうか、私が迎えに行く日をハズレみたいに言うな。そして、保育士さんや他の園児のママの前で、オーバーリアクションでガッカリするんじゃない!まったく、地面に這いつくばってまで、嫌な感情を全力で表現するなよ!その後の展開で、私はどうやって、気持ちよく先生とバイバイ出来るんだ?惨めったらありゃしない笑
今日はママが遅いから、銭湯でも行こうかと、準備をしていると「ただいまぁ」と、妻が帰ってきた。診察から30分足らずで終わるなんて、ずいぶん早いなと思っていたら、今度はこう言われたと言う。
「これから年末年始と、美味しい物を食べる時期になります。それなのに、治療中だと、食べられない事態に陥ってしまう可能性があります。それは、辛いですよね。歯の治療は、年明けからにしましょう。」
待て待て待て!
治療を決断し、通院した妻に対して、それは無いでしょ!先生!虫歯が22本もあるんですよね?年末年始どころじゃないでしょ?虫歯も大型休暇は、進行をお休みしてくれるんですか?正月どころか、今後、美味しいものが食べられなくなるリスクが高いんじゃないんですか??一刻も早く治療するべきでしょ!
それにしても、何故、治療をすると強く言わなかったのかと、妻に聞いてみると、その後、一悶着あったという。
「寺田さん、コジコジさんですが、本格的な治療は年明けからにするので、今日は歯のクリーニングをしてください。」
「お言葉ですが、先生、前回もクリーニングしたのに、今回もする必要があるのでしょうか?人手不足が深刻なのに、余計な仕事はしたくありません。」
という。
結局、擦ったもんだの末、最終的にはクリーニングをして、妻は帰って来たという。
少子高齢化による、生産年齢人口の減少が、この歯医者にも影響を与えている!というか、頼むから、組織内の不協和音を、外部の人間に聴かせてくれるなよー!全幅の信頼をおいて、治療に専念出来なくなるんですけど、、、というか、無駄なクリーニングで時間と費用を費やさせるおつもりなのでしょうか?不信感が募ってくると、虫歯22本の真偽も怪しくなってきてしまいますよ。
こうして、妻は歯医者を変更する事となった。
そして、この話を聞いて不安になった私も、定期検診に行く事を決心した。
果たして、妻は本当に22本も虫歯があるのか?全部銀歯になってしまうのか?
私も虫歯はあるのか?
詳細判明次第、追ってご報告致します!
いい歯を維持するためには、不断の努力が必須!
乞うご期待!