世界で1番&2番に臭い食品を食べる会をしてみた
どうもこぐまです!
なんか最近noteを全く使っていませんが、今回はTwitterに書いた感想の備忘録を兼ねて。皆さんは世界で一番臭いとされる食べ物をご存知でしょうか?それはシュールストレミング、そしてその次はホンオフェ、その次にキビヤックとかエピキュアチーズとかくさやを多分イメージされると思います。
今回は京な同というサークルの会長がヘルプに入って頂いて、付け合わせを用意してくれるという大盤振る舞いして頂けただけでなく、ホンオフェまでセットで持ってきてくれました(当初はシュールだけの予定)。世界で1番目に臭い食べ物たるシュールストレミングだけであったり、2番目に臭いホンオフェだけはよく聞きますが、こんな欲張りセットって中々ないですよね。めちゃくちゃテンションが上がったというもんです。
前置きが長くなりましたが、今回はこんな感じでやってみました。まず初めにシュールストレミングを食べ、その次にホンオフェという感じで食べ比べてをしてみました。ちなみに今回購入したシュールストレミング(surströmming)は、三幸貿易さんが正規の輸入代理店だそうで、Amazon経由で購入出来ました。そして食品である以上、ちゃんと食べれば美味しいだろうという確信のもと、お作法に則ってちゃんと食べてみました。蒸留酒のウオッカ(本場ではaquavitですが)、今回は自分の好きなズブロッカを紙コップに注ぎ、そこでシュールストレミングをしゃぶしゃぶしてから食べるという方式です。
焼いてきてもらった自家製フラットブレッドと呼ばれるものの上に、付け合わせの茹でたじゃがいも、紫玉ねぎ、クリーム、トマト、バター、胡椒にディルを振りかけていただきました。
自分はロシア料理が好きなのですが、シュールストレミングの脂の乗り方はセリョートカ(селёдка)の酢漬けみたいだし、そこをクレープの様なフラットブレッドで包んで食べれば、ディルの香りも相待ってかロシア風クレープのブリヌィ(блины)そのものでした。大変美味しい。
お次はホンオフェ。人によってはシュールストレミングの方がいける!という人もいればホンオフェの方がいける!という人も居て、個人差をめちゃくちゃ感じます。十人十色という感じ。
食べてみて思うのは、やはり保存食とはなんだろうかということです。例えばシュールストレミングの本場の北欧も限られたリソースしかない土地の中でどうやって寒い冬の中を食べていこうかという中で生まれたものです。また、ホンオフェは韓国ではご馳走ということですがこれはアイスランドのハカールも同様らしいので、発酵させた旨味を食すという目的でもあります。その様な、発酵という過程を利用して旨味を引き出したり、食品を保存するという観点から生まれた偶然の旨みを今も食している事に、少し人類の普遍性を感じました。そういう意味でも、色んな人を集めてワイワイガヤガヤと美味しく楽しめた良い会だったなと思います。重ね重ね今回携わってくれた方、また来てくださった方々には御礼申し上げます。