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大好き 宇宙関連株(015)人工衛星データプラットホーム【さくらインターネット】概要

 ウォーレンバフェット氏の教え「社長になりたいと思えるような企業に投資せよ」、これに従い私も社長になりたい会社を探します。まずは小学生の時から憧れている「宇宙」に関連した企業について調べてみます。

 今回のシリーズは以下の手順で情報収集をします。
  ①会社四季報で興味のある会社をリストアップします。
  ②次にAIでその会社の概要を確認します。
  ③その会社に興味を持った場合は、公式ホームページを確認します。
  ④そして次の情報に基づいて調べます。
    ・日本経済新聞・有価証券報告書・中期経営計画書

※ 冒頭写真は内容と関係ありません。私が好きなものを載せています。

(015)人工衛星データプラットホーム【さくらインターネット】概要

【企業概要「事業内容」「特徴」】

企業概要
さくらインターネットは、日本のインターネット黎明期から続く老舗のインターネットインフラサービスプロバイダです。国内最大級のインフラサービスを提供しており、多くの個人ユーザーや企業に利用されています。

事業内容
さくらインターネットは、主に以下の事業を行っています。

ホスティング事業: レンタルサーバー、VPS、クラウドなどのホスティングサービスを提供。ウェブサイトやアプリケーションのホスティングに最適です。

ハウジング事業: サーバー設置場所を提供するハウジングサービス。自社運営のデータセンターで、高品質な環境を提供しています。

IoTサービス: IoTデバイス向けのクラウドプラットフォームを提
供。IoTシステムの開発を支援します。

特徴
国内最大級のインフラ: 自社で運営する大規模なデータセンターと、高品質なネットワークを保有しています。

多様なサービス: レンタルサーバーからクラウドまで、幅広いサービスを提供。ユーザーのニーズに合わせて最適なサービスを選択できます。

高い信頼性: 長年の実績とノウハウに基づいた、安定したサービスを提供しています。

充実したサポート: 電話やメールによるサポート体制が充実しており、初心者でも安心して利用できます。

特徴を深掘り
柔軟なスケーリング: クラウドサービスでは、利用状況に応じてリソースを柔軟に増減させることができます。

高いセキュリティ: データセンターは厳重なセキュリティ対策が施されており、データの安全性を確保しています。

豊富なドキュメント: マニュアルやFAQが充実しており、自分で問題解決できるようになっています。

コミュニティ: ユーザー同士が情報交換できるコミュニティがあり、トラブルシューティングや技術的な質問をすることができます。


【宇宙関連分野の業務内容】

さくらインターネットは、従来のインターネットインフラサービス提供にとどまらず、近年では宇宙分野にも積極的に取り組んでいます。

特に、**衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」**の開発・運用がその代表的な例です。

衛星データプラットフォーム「Tellus」とは?
Tellusは、経済産業省の「政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利用環境整備事業」の一環として、さくらインターネットが開発・運用しているプラットフォームです。

このプラットフォームでは、様々な衛星から得られたデータをクラウド上で一元管理し、誰でも簡単にアクセス・分析できる環境を提供しています。

さくらインターネットの宇宙関連分野における主な業務
Tellusの開発・運用:
衛星データの収集・蓄積
データ処理・解析に必要なツールの提供
衛星データ活用のための教育コンテンツの提供
衛星データに関する情報発信

宇宙データの活用支援:
企業や研究機関が衛星データを活用した新たなサービスや製品を開発するための支援
衛星データに関するコンサルティング

宇宙ビジネスの創出:
宇宙分野における新たなビジネスモデルの創出
宇宙スタートアップ企業との連携

Tellusの活用例
Tellusで扱われる衛星データは、農業、防災、環境問題など、様々な分野で活用されています。例えば、

農業: 農地の状態を監視し、最適な栽培計画を立てる
防災: 自然災害の発生を早期に検知し、被害を軽減する
環境問題: 環境汚染状況を監視し、対策を講じる
など、社会課題の解決に貢献することが期待されています。

さくらインターネットが宇宙分野に注力する理由
新たな成長エンジン: インターネット市場の成熟化に伴い、新たな成長エンジンとして宇宙分野に注目している。

社会貢献: 衛星データを活用することで、社会課題の解決に貢献できる。

技術力の向上: 宇宙分野への参入により、自社の技術力を向上させることができる。

【宇宙関連分野での競合する他社名、製品名、技術名等】

さくらインターネットの宇宙関連分野における競合と詳細な比較
さくらインターネットが提供する衛星データプラットフォーム「Tellus」は、国内において先駆的な取り組みであり、多くの注目を集めています。しかし、グローバル市場においては、同様のサービスを提供する企業やプラットフォームが数多く存在します。

競合他社の概要
さくらインターネットの主な競合としては、以下のような企業が挙げられます。

米国のクラウドサービス大手: AWS、Google Cloud Platform、Microsoft Azureなどは、大規模なデータ処理能力や機械学習のツールなどを備えており、衛星データの解析環境を提供しています。

欧州の宇宙機関や企業: ESA(欧州宇宙機関)や、欧州のスタートアップ企業などが、衛星データのオープン化やプラットフォーム開発を進めています。

国内の宇宙関連企業: 宇宙開発事業者や、地理情報システム(GIS)を提供する企業などが、衛星データの販売や解析サービスを提供しています。

競合製品・技術の比較
比較項目 さくらインターネット(Tellus) 米国クラウドサービス大手 欧州の宇宙機関・企業 国内宇宙関連企業

特徴
日本発の衛星データプラットフォーム、政府衛星データの無料公開、中小企業やスタートアップへの支援 大規模なデータ処理能力、グローバルなネットワーク、多様なAIツール 欧州の衛星データの集積、オープンデータへの取り組み、地域特化型のサービス 日本の衛星データに強み、地理情報システムとの連携

強み
日本の衛星データへのアクセスしやすさ、日本語でのサポート、中小企業向けの料金体系 グローバルなユーザー基盤、高度な技術力、多様なサービス 欧州の衛星データの豊富さ、オープンデータへの取り組み、地域特化型のサービス 日本の地理情報との連携、日本語でのサポート

弱み
グローバルなデータセンターが少ない、大規模なデータ処理には不向きな場合も 高コスト、専門知識が必要、地域特化型のサービスが少ない 日本語でのサポートが不十分、グローバルなユーザー基盤が小さい データの量や種類が限られている場合がある、グローバルなサービス展開が遅れている

主なユーザー
中小企業、スタートアップ、研究機関、地方自治体 大企業、研究機関、政府機関 研究機関、政府機関、スタートアップ 中小企業、地方自治体、建設業


詳細な比較
データの量と種類:
Tellus: 日本の政府衛星データを中心に、多様な種類の衛星データを提供。
米国クラウドサービス大手: 世界中の衛星データを提供し、データの種類も豊富。

欧州の宇宙機関・企業: 欧州の衛星データに強みがあり、高解像度のデータや専門的なデータを提供。
国内宇宙関連企業: 日本の衛星データに特化しており、地理情報システムとの連携が容易。

利用料金:
Tellus: 中小企業でも利用しやすい料金体系。
米国クラウドサービス大手: 利用量に応じて料金が変動し、大規模な利用には高コストとなる場合も。

欧州の宇宙機関・企業: データの種類や利用方法によって料金が異なる。
国内宇宙関連企業: データの種類や利用期間によって料金が異なる。

サポート体制:
Tellus: 日本語でのサポートが充実しており、中小企業でも安心して利用できる。

米国クラウドサービス大手: 多言語でのサポートが充実しているが、日本語サポートは限定的。

欧州の宇宙機関・企業: 英語でのサポートが中心。

国内宇宙関連企業: 日本語でのサポートが充実している。

【宇宙関連分野での特許】

さくらインターネットの宇宙関連分野における特許について
さくらインターネットは、衛星データプラットフォーム「Tellus」の開発・運用を通じて、宇宙関連分野で積極的に活動しており、特許取得も視野に入れていると考えられます。

特許取得の可能性と理由
Tellusの独自技術: Tellusは、衛星データをクラウド上で一元管理し、誰でも簡単にアクセス・分析できるという点で、独自の技術を持っています。この技術に関する特許出願の可能性は十分に考えられます。

データ処理・解析技術: 衛星データを効率的に処理・解析するためのアルゴリズムやシステムに関する特許も取得対象となるでしょう。

ユーザーインターフェース: 衛星データを直感的に操作できるようなユーザーインターフェースに関する特許も取得される可能性があります。


現状の特許情報
現時点では、さくらインターネットが宇宙関連分野で特許を取得しているという公表情報は見当たりません。しかし、特許出願は非公開で行われることが多いため、すでに特許出願を行っている可能性もあります。

今後の展望
さくらインターネットは、今後も宇宙関連分野での技術開発を進めていくことが予想されます。それに伴い、新たな特許を取得していく可能性も高いでしょう。


【宇宙関連分野で実績(製品名、プロジェクト名)】

さくらインターネットの宇宙関連分野における実績
さくらインターネットは、日本国内において衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の開発・運用を通じて、宇宙関連分野での実績を積み重ねています。

主な実績と詳細
衛星データプラットフォーム「Tellus」
Tellusは、経済産業省の「政府衛星データのオープン&フリー化及びデータ利用環境整備事業」の一環として開発された、日本初の衛星データプラットフォームです。

特徴:
多様な衛星データ: 政府衛星だけでなく、民間衛星からのデータも多数取り扱っており、農業、防災、環境など幅広い分野での活用が可能です。

クラウドベース: クラウド上でデータ管理・解析を行うため、特別なソフトウェアや高性能なコンピュータがなくても利用できます。

オープンデータ: 一部のデータは無料で公開されており、誰でも自由に利用できます。

開発者向け環境: APIやSDKを提供し、開発者が独自のアプリケーションを開発できる環境を提供しています。

主な活用事例:
農業: 農地の状態を監視し、最適な栽培計画を立てる
防災: 自然災害の発生を早期に検知し、被害を軽減する
環境: 環境汚染状況を監視し、対策を講じる
インフラ: 道路や橋梁の劣化状況を監視し、メンテナンス計画を立てる

その他の取り組み
衛星データプロバイダとの連携: 株式会社アクセルスペース、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構など、複数の衛星データプロバイダと連携し、データの拡充を進めています。

宇宙スタートアップ企業との連携: 宇宙スタートアップ企業と共同で、新たな衛星データの活用方法を模索しています。

教育コンテンツの提供: 衛星データの活用に関する教育コンテンツを提供し、人材育成に貢献しています。

製品名・プロジェクト名
衛星データプラットフォーム「Tellus」: 主な製品であり、多くのプロジェクトで利用されています。

Tellus上で展開される様々なプロジェクト: 農業分野での作物収量予測、防災分野での災害リスク評価など、具体的なプロジェクト名は個別に確認する必要があります。

さくらインターネットが宇宙関連分野で実績を上げている理由
先駆者としての地位: 日本国内において、衛星データプラットフォームの先駆者として、多くの注目を集めています。

オープンなプラットフォーム: 誰でも気軽に利用できるオープンなプラットフォームを提供することで、多くの人々に衛星データに触れる機会を提供しています。

多様なパートナーとの連携: 衛星データプロバイダ、宇宙スタートアップ企業、研究機関など、様々なパートナーと連携することで、プラットフォームの機能を拡充しています。


【宇宙関連分野での協力企業名と協力内容】

さくらインターネットの宇宙関連分野における協力企業と詳細
さくらインターネットは、衛星データプラットフォーム「Tellus」を中心として、多くの企業や機関と連携し、宇宙関連分野での事業を展開しています。以下に、主な協力企業と協力内容について詳細にご紹介します。

衛星データプロバイダー
一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構 (J-spacesystems): 宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ「HISUI」のデータをTellus上で公開。高精度の地表観測データを提供し、資源探査や環境モニタリングなどの分野での活用を促進しています。

その他: 数多くの衛光学リモートセンシング衛星データプロバイダーと連携し、高解像度光学画像やレーダー画像などのデータを提供しています。

地理情報システム (GIS) 企業
複数のGIS企業: Tellus上で取得した衛星データを、GISソフトウェアと連携させるためのAPIやSDKを提供しています。これにより、ユーザーは衛星データをGIS上に重ね合わせて、より詳細な分析を行うことができます。

宇宙スタートアップ企業
複数の宇宙スタートアップ企業: 新規衛星データの活用方法を共同で開発したり、衛星データ分析コンテストを開催したりすることで、新たなビジネスモデルの創出を支援しています。

研究機関
大学、研究機関: 大学や研究機関と共同で、衛星データの解析手法の開発や、新たなアプリケーションの開発を行っています。

政府機関
経済産業省: 政府衛星データのオープン化を推進し、Tellusの開発・運用を支援しています。

地方自治体: 地方自治体と連携し、地域の課題解決に衛星データを活用する取り組みを進めています。

協力内容の詳細
データの提供: 衛星データプロバイダーから多様な衛星データを取得し、Tellus上で公開することで、ユーザーが自由に利用できるようにしています。

プラットフォームの共同開発: 衛星データの解析機能や、ユーザーインターフェースの改善などを共同で行っています。

ビジネスモデルの創出: 衛星データを活用した新たなビジネスモデルを共同で検討し、実証実験を実施しています。

人材育成: 衛星データの活用に関する教育プログラムを提供し、人材育成に貢献しています。

協力の目的
衛星データの利活用促進: 衛星データをより多くの人々に利用してもらい、社会課題の解決に貢献することを目指しています。

宇宙産業の活性化: 宇宙産業の新たなビジネスモデルを創出し、日本の宇宙産業の発展に貢献することを目指しています。

プラットフォームの拡充: Tellusの機能を拡充し、より多くのユーザーに利用されるプラットフォームを目指しています。

協力のメリット
データの多様化: 多様な衛星データの提供により、ユーザーはより詳細な分析を行うことができます。

機能の拡充: プラットフォームの機能が拡充されることで、より高度な分析が可能になります。

新たなビジネスチャンス: 衛星データを活用した新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があります。

今後の展望
さくらインターネットは、今後も多くの企業や機関と連携し、Tellusの機能をさらに拡充していく予定です。

また、衛星データの活用範囲を拡大し、より多くの社会課題の解決に貢献していくことを目指しています。

【宇宙関連分野での売上などの事業規模の占める割合】

さくらインターネットの宇宙関連分野における事業規模
さくらインターネットは、衛星データプラットフォーム「Tellus」の提供など、宇宙関連分野への参入を積極的に行っていますが、現在のところ、宇宙関連分野の売上高が全体の売上高に占める割合に関する具体的な数値は公開されていません。

その理由として考えられること
事業の初期段階: 宇宙関連事業は、比較的新しい事業領域であり、全体の売上高に占める割合はまだ小さいと考えられます。

成長段階: 宇宙関連事業は今後、大きく成長することが期待されており、具体的な数値を公表することにより、競合他社に情報を与えてしまうことを懸念している可能性があります。

その他の事業との複合性: 宇宙関連事業は、クラウドサービスやデータ分析などの他の事業と密接に連携しているため、売上高を明確に分けることが難しい場合があります。

推測と展望
現時点では具体的な数値は不明ですが、以下の点から、宇宙関連事業がさくらインターネットの成長を牽引する可能性が期待されています。

市場の拡大: 衛星データの利用は、農業、防災、環境など、様々な分野で広がっており、市場は今後大きく拡大すると予想されています。

政府の支援: 政府は、衛星データのオープン化を推進しており、さくらインターネットのようなプラットフォームの成長を後押ししています。

技術革新: 人工知能やIoTなどの技術革新により、衛星データの分析がより高度になり、新たなビジネスモデルが生まれやすくなっています。


【公式ホームページ】

宇宙×ITで新しい価値を創造する
衛星データを使えば、今まで見えなかったものが見えてくる。Tellus(テルース)は、さくらインターネットが「宇宙×ITで新しい価値を創造する」というビジョンを掲げて開発・運用する日本発の衛星データプラットフォームです。

限られた人しか使えなかったインターネットが広く普及したことによって数々の発展をもたらしたように、衛星データ利用のハードルを下げることで新たな挑戦を促進し、イノベーションが生まれる未来を目指しています。

2024年4月にさくらインターネットから分社化し、現在はグループ会社である株式会社Tellusが提供しています。

Tellusがもたらす
新しい可能性
日本発の衛星データプラットフォーム「Tellus」
Tellusは、政府衛星・商用衛星のデータを利用した新たなビジネスを創出する環境を提供しています。

例えば、衛星データ解析のためのクラウドなどのインターネットインフラ、衛星データ活用のためのトレーニングおよびデータ分析コンテストなどの教育コンテンツ、Tellusの取り組みや衛星データの活用事例を紹介するオウンドメディアといった機能です。

※Tellusについては更に詳しい解説の記載がありましたが膨大な量なので省略します。

Tellus
誰でも気軽に衛星データを扱える時代に
Tellusの画期的なところは、個人でも研究者でも誰でも気軽に衛星データを扱えるようになった点です。

衛星データは容量が非常に重く、パソコンに数時間かけてダウンロード、そこから目的に応じてさらに数時間かけて解析をおこなうもので、高い専門性や高価な処理設備・ソフトウェアが要求されることから、利用は限定的な状況でした。T

ellusの登場で、一連の動作がクラウド上で可能となり、気軽に衛星データの利用ができるようになりました。

誰でも気軽に衛星データを扱える時代に
衛星データから新規ビジネスの創出へ
Tellusを使って何をするかは利用者次第です。日本では農業や漁業といった1次産業での活用が多い傾向で、赤潮を予測したり、山間部の耕作放棄地を管理したりできるようになりました。

他にも金融や不動産など活用の可能性は多岐に広がっています。

拡大する宇宙ビジネスをリードする
内閣府は「宇宙産業ビジョン2030」の中で、2030年代早期に市場規模の倍増を目指していくとしています。これは先行する欧米の状況を踏まえたもので、今後日本でも民間企業の参入が増えるなど拡大が見込まれています。

当社ではTellusの開発・運営はもちろん、クラウドなどとパッケージ化して提供したり、衛星データを利用したアプリケーションの開発などもおこなっていきます。

宇宙産業ビジョン2030:2017年5月に内閣府が発表した日本の宇宙産業の成長目標、その実現に向けた課題や施策を取りまとめたものです。

衛星データ活用の
促進に向けて
オウンドメディア「宙畑-sorabatake-」
Tellusの最新情報のほか、宇宙ビジネスに関する世界各国のニュースの紹介、衛星データを使った解析事例などさまざまな記事を公開しています。初心者でも楽しめるコンテンツを充実させています。

※宙畑については更に詳しい解説の記載がありましたが膨大な量なので省略します。

宙畑
ラーニングイベント
Tellusを利用した衛星データ活用技術者養成講座「Tellus Satellite Bootcamp」「QGISハンズオンセミナー」、同内容をオンラインで学べるeラーニング「Tellus Trainer」やTellus利用者限定のイベント「Tellus Satellite Cafe」を実施しています。

データ分析コンテスト
データサイエンティストの発掘、衛星データの周知・啓蒙などを目的に、アルゴリズムの精度を競うデータ分析コンテスト「Tellus Satellite Challenge」を開催しています。

衛星データビジネス
学術・研究用途だけでなく、世界各国で衛星データを用いたビジネスが創出され始めています。

衛星データからわかること
衛星データにより、「陸域」、「海域」、「空域」の多くの事象や状況を、世界中どこでも把握することができます。

観測するセンサにより条件はありますが、広範囲を周期的にかつ長期間観測可能なのは人工衛星だけです。

衛星データの種類
人工衛星には、人間の目に近い光学衛星、電波を飛ばしてその反射を見るSAR衛星、雲や雨を観測する気象衛星などがあります。

衛星データの分解能(人間の視力に相当します)は、光学衛星の1mを下回るものから、気象衛星の数100mまで、幅広いレンジに対応しています。

Tellus搭載データ
Tellusには、衛星データだけでなく、地上データなどが搭載されており、複数のデータを統合的に解析することで、経済動向の把握や太陽光パネルの効率的な立地の選定などへの活用が期待されます。

衛星データを利用したビジネス
宇宙を利用したビジネスには、人工衛星を利用するものと宇宙空間を利用するものがあり、多くの民間企業が事業を推進しています。

その中でも人工衛星を利用するビジネスには、地球を広範囲に調べる、高度な位置情報を検出する、時と場所を選ばずに通信を行う分野がありますが、地球を広範囲に調べた衛星データを使ったビジネスが、近年その領域を大きく拡大しています。

資産調査
土地の肥沃度、石油残量、夜の地球の明るさを人工衛星から観測し、その状況と変化から農作物収量、石油備蓄量、GDPなどを予測することで、先物取引やファイナンスの審査用のデータとして活用されています。

株価予測
衛星データから駐車場の車両台数をカウントし、企業の業績予想を算出するとともに、これを指標化し株価予測に役立てている例もあります。

また、自動車メーカーの出荷場の台数を分析し、自動車の生産目標の達成を見通し、事前に予測することもできます。


保険
農作物の損害と関係がある天候指標(気温や降水量など)を定め、それが事前に定めた条件を満たしたことを衛星データで確認して保険金が支払われます。

現地調査がいらず、保険内容がシンプルになるため、保険に馴染みが無い途上国の農家にも受け入れられています。


物流
世界の物流の約9割を占める海上輸送では、衛星による航路のトラッキングや違法漁船の位置データ等を把握することで、海上保険や海難救助に役立てられています。

また、航空輸送においても、衛星による航路のトラッキングにより、安全性の向上、運航効率の向上などが実現されています。


建設・不動産
建設予定地、空き家、耕作放棄地などの状況を、衛星データで広範囲に把握して、建設計画や都市計画の検討、評価を行うことができます。

また、気象データや地理情報データを活用すると、設備設置の効率的な配置や災害などのリスク管理を行うことも可能です。


地形把握
人工衛星から、世界中の土地利用、災害リスクや、水管理、プラント、道路などインフラ施設の配置、を把握することができ、インフラ施設の効率的は配置や土地開発計画の立案、評価に活用することができます。

また、3次元で世界中の地形を把握することも可能です。


インフラ監視
人工衛星により、ダム、堤防、港湾施設、道路、鉄道路線などの巨大な公共インフラの高精度かつ広範囲に変動を抽出することが可能です。

これにより、公共インフラの劣化状況の把握や補修計画の立案が容易に行えるようになります。

また、ビルや地盤の微細な変動も広範囲に観測でき、補修計画の立案や水道管の水漏れなどのリスク管理にも活用できます。


農作物の生育予測
衛星データから農作物の作付面積、生育状況、食味の把握や適期収穫時期の予測を行い、農業生産者の生産性と収益性を向上する意思決定支援が行われています。

また、衛星データと地上データを組み合わせることで、農業ノウハウの見える化も進められています。


魚群探査・養殖監視
広い範囲の海洋の情報を効率よく収集するには人工衛星が適しており、海面水温、植物性プランクトン、海面高度などの情報による魚群探査が行われています。

これにより漁獲高の向上だけでなく、漁船の燃油節約など効率的な漁業につながっています。また、水産養殖でも環境データとしてリスク解析に活用されています。


森林監視・管理
広範囲な森林を人工衛星により効率的に観測し、樹種分類による森林管理や病害虫の被害把握などが行われています。

また、大規模な森林火災の把握、違法伐採の監視、植林地の選定などにも衛星データが活用されています。


天気予報
ひまわりを始めとする気象衛星のデータやアメダスなどの地上データを活用し、コンピュータシミュレーションを行うことで、日本全国の広範囲な天気予報から、イベント開催時やお店のある地点の詳細な天気予報まで様々なレベルの予報が行われています。


紫外線・大気汚染情報
人工衛星は、人の目には見えない大気中の大気汚染物質や黄砂などの観測を広範囲に行うことができ、日本に飛来する予測に活用されています。

また、地上に降り注ぐ有害な紫外線を防いでくれる世界中のオゾン層の観測も、人工衛星が行っています。


疫病監視
人工衛星からは、病原菌や媒介する昆虫などを見ることはできませんが、温度、湿度、地形、降水分布などから、病原菌の感染ルートの把握や拡大リスクの予測などに役立てられています。


防災・防衛
人工衛星は、世界中どこでも広範囲に、かつ昼夜問わず地上の情報を集めることができることから、災害や有事の際の状況を把握し、オペレーション計画に役立てられています。

また、災害からの復興計画の立案や防災のリスク管理にも活用されています。


解析結果提供
衛星データを解析・分析すると、地球上の様々な情報を取得することができます。IT技術の発達に伴い、扱えるデータ量やコンピュータ環境が劇的に変化したことから、自動で解析した情報や新しい知見が様々なドメインの企業、政府機関などに提供されています。


【私の感想】

「さくらインターネット」はロケットも人工衛星も開発せず、飛ばさずの会社です。人工衛星によって集めた様々なデータを管理運用するだけのようです。

 人工衛星から得られるデータにはあらゆる分野で活用できるものがあります。いままでの私のイメージとしては「天気予報」「魚燻炭地」「防災」「防衛」ぐらいだったのですが、株価の予測なども対象のようで驚きました。
 
 地上のデータとの組み合わせやAIを活用してなんらかの法則性を発見できるかもしれません。

 しかし、グーグルやスペースxに取り込まれてしまわないでしょうか。とても心配です。

 データの利用料で稼いでいると思いますが、サブスクなのでしょうか。スポット契約なのでしょうか。宇宙関連のみで稼いでいけるのか未知数です。

 しかし、データセンター自体が現在のテーマ株でもありますので、興味津々です。三菱重工やNECとは別枠でこの会社やispaceなどを監視銘柄としてチェックしていきたいです。





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