13の月の暦を初めて使ってみて

知人に勧められ、なんとなく面白そうだと始めてみた「13の月の暦」が、7月25日で1年を終えようとしている。
この暦は、28日×13月+時間を外した1日=365日 となっており、西暦と照らし合わせてみることができるものだ。
私は生理周期を把握するのに便利そうだなというのと、カラフルで楽しそうだなっていうのと、当たり前の暦の感覚を一度当たり前じゃなくしてみたら楽しそうだなと思って軽い気持ちで始めた。

もうすぐ13の月が終わろうとしている今になって、このカレンダーの意味を理解し始めているようなトンチンカンな者なんですが、理解し始めると面白い。
まだ1年は終わっていないけど、急に振り返ってみたくなったので、2023年7月26日〜2024年6月28日(今日)までを遡ってカレンダーを眺めてみたら、へえなるほど、気づきが多いんです。
以下、13の月の説明と、その頃の自分の様子をまとめたものを載せてみる。

※13の月の説明は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。↓



1.磁気の月 [私の今年一年の目的は何か?]
自分の身の回りに起こる出来事や内面から湧き上がる想いに注目し、1年間に成し遂げる目的を発見する月。無理に目的を探すのではなく、磁石のように知らずに引き寄せる体験や直感から作られる。外部から無理に与えられるのではなく、自分の素直な気持ちに従うことで得られる。

当時の私は、バイトをしながら予定をこなしていた。
いつも気持ちのアップダウンが激しく、入っている予定をこなせたりこなせなかったり。
双極性障害と診断されて6年になるのに薬を飲みたくなく、寛解していない。
去年の夏に変な病院に引っかかって、通院をやめてからそれっきりになっている。
本業だけは失いたくなく、必死で人と関わっている状態。
[私の今年一年の目的は何か?]→方向と軸を固める。

2.月の月 [私の挑戦は何か?]
前月で漠然と決めた目的を達成するために障害となることを見出し、自分が挑戦すべきテーマを明確にする月。そうすることであなたの力は統合され、自分の心を安定させることができる。

もう限界だと思っていた頃、生まれて初めて10日間の瞑想修行へ行くことが決まる。
人と話さず携帯も一度も触らない10日間は貴重で、食の面や精神の面で発見が多かった。
自然に癒されていた。人間、動物、自然についての感覚が変わり始める。
帰ってから以前のようにバイトを行なっていたが、不自然に感じて違和感がある。
[私の挑戦は何か?]→無理をせずありのまま、自然になりたい。

3.電気の月 [私がベストを尽くすには?]
挑戦すべきテーマを解決する手段を考える月。目的達成の障害を乗り越えるために力一杯取り組めることは何か。できることはなんでもやってみよう。結果よりも実行。その体験を心に留めて、内から湧き上がる息吹を満足させよう。そうすることで、目的を繋ぎ止めることができる。

これまで以上に予定を減らすようにして、心が大きく動くことを減らそうとした。
メインで重要な仕事があったが、それに全力を尽くしていた。
休みつつ、自分ができることを精一杯やっていたと思うが無理をしていたように思う。
[私がベストを尽くすには?]→自分自身の心身を理解する。自分の行動や思考を見つめる。

4.自己存在の月 [私のやっていることはどのような形になるのか?]
前月で得たことから、目標達成のために自分に相応しい活動を決定する。活動の意味と、活動に対する責任について考える。目標達成のために足場を作る月。

この頃は、体調が悪くなってバイトを全部辞めて、本業はなんとかこなす。
自分自身で独立したい思いが芽生えるが、感情の起伏が激しく日によって思いが変わる。
自分の得意分野で人の役に立ちたい思いが強くなるが、やり方がよく分からない。
[私のやっていることはどのような形になるのか?]→やりたくないことをせず、やりたいことをしたい。

5.倍音の月 [自分自身の最高の能力を引き出すには?]
前月で作った目標達成の内面的な足場を元に、必要なものや人と積極的に関係を築き、目標に向かってひたすら行動する月。多くの可能性の中からある1点に絞って行動することで、自分の使命と同化できる。行動のリズムの拡張。

この頃は、アップダウンが特に激しかった。
本当にやりたいこととやりたくないことの見定めがついていないため、ドタキャンすることが多い。
この月の最後の日に、薬のない根本治療を行なっている心療内科を初診。いい出会いになる。
[自分自身の最高の能力を引き出すには?]→やりたくないことをしない。自身の心の動きに注目する。

6.律動の月 [自分と同じくらい相手を大切にしているか?]
前月に積極的に行動したという充実感を味わいながら、他人との関係について考える月。自分が与える他人への影響、そして他者から受ける影響を、うまくバランスしよう。自分の行いが、相手の共感を得られるようになることを考える月。

この頃は病院に通い始めたこともあり、以前より状態が良くなる。
本業の仕事もこなせ、ワクワクできるような楽しい予定を入れるよう努力した。
新しい出会いもあったり、あまり馴染みのない人との交流もあったが、あまり問題なく過ごせた。
無理をすることが減ってきたのかもしれない。
[自分と同じくらい相手を大切にしているか?]→しているんじゃないかなあと思う。

7.共振の月 [自分の活動を相手にも理解してもらうには?]
前月に他人に対して思いやることができたかどうか、結果が現れる月。内面のエネルギーが、今月活性化し動き始める。心と実際の行動がバランス(調和)するようにしてみよう。「思い」と「行動」に一致する月。

人と関わるのが楽しくて、行動的になっている。
自分が楽しいと思っていることで、人に必要とされることが多く、嬉しい。
本業の仕事の成果が見える月でもあった。
良い出会いや交流が多かったが、無理をしていることも多かった。
[自分の活動を相手にも理解してもらうには?]→一緒に楽しむこと。無理をしないこと。

8.銀河の月 [私は自分の信じている通りに生きているか?]
自分のありのままを外に出して生きているかを確認する月。例え不格好でも、あなた自身が自然に行動し、そしてあなたの言葉で表現しているのが重要。また、他人から見たあなたのイメージと、自分の思っているイメージとのギャップついても知る必要がある。自分の生き方を肯定し、それを自覚する月。行為を変換。

ずっと寝ていた。
何もできず、死にたいと思うことが多かった。
人から連絡があっても返事ができない期間が長かった。
[私は自分の信じている通りに生きているか?]→自分が不自然に無理をして生きていることを実感。

9.太陽の月 [どうしたら私の目的に達するのか?]
自分を客観的に見て一年を振り返り、これから自分はどうすべきか、自分の目指しているものはなんなのか、再び確認する月。自分の辿る運命的な道を感じることで自信がついてくる。

本業の仕事をこなすことがなんとかできるが、もうエネルギーがどこにもない状態。
この月の最後に入っていた本業の仕事ができない。
売上でずっと欲しかった仕事用の機材を購入。
懐かしい再会が多かった月。
また以前のように元気に本業をこなせるように、自分をコントロールしようと決意。
久しぶりに日記を再開する。
[どうしたら私の目的に達するのか?]→人と極力合わず自分と向き合う。約束しない。
自分がいいと思うものを作る。自分を理解、コントロールできるようになる。
自分がいいと思う人と関わる。

10.惑星の月 [私の目的をどのように完了させるのか?]
これまでやってきたことを具体的にどのような形で仕上げるか考える月。
妥協せず、理想の形とするために何をすべきかはっきりとさせる。

月の初めは鬱が悪化して死にかける。
何も予定がないことが焦りになったり不安になったりする。
月の後半から、心療内科で本格的に認知行動療法が始まる。
人と会うことをほぼ一切やめて、安心して付き合える人とだけ話したり遊んだりするようになる。
本業の仕事がこなせる。
初めて湯治に行ってお湯の力に感動。
この頃にはコンビニには行かなくなり、自炊での食生活がおおよそ確立する。
[私の目的をどのように完了させるのか?]→ありのままの自分を受け入れる。自分を知る。自分で選ぶ。
人に会うとエネルギーを使っていることを自覚する。

11.スペクトルの月 [どのように自分自身を解放させるのか?]
自分の個性を尊重し、自分にとって最も自然な生き方を心がける月。自分のエゴを解放し、のびのびと自由な自分を感じ、いいところも悪いところもトータルな自分として自覚する月。輸送する。

予定をほぼ何も入れなくなり、今の自分の状況を理解してくれる人とだけ関わるようになる。
たまにこれで大丈夫だろうかと心配になったり、怒りを感じたり悲しくなったりするが、
以前より負の感情を他人に向けなくなっていると思う。
本を読むことが増え、ご飯を作る時間が楽しく、一人の時間を楽しめる幸せを味わう。
何も予定がないことに罪悪感をほぼ感じなくなり、やりたいことをどんどんやり始める。
[どのように自分自身を解放させるのか?]→仲の良い信頼している人とだけ付き合う。
何もしないことを肯定する。休むことを受け入れて、今の自分を楽しむ。

12.水晶の月 [私を取り巻く自然と人々に対し、どのように奉仕するのか?]
心から他人に対して尽くすことで、人との共感を得て、協力して作業を行う月。
自分を取り巻く人間関係で自然に対して献身的になり、互いに共存していくために自分の目標を普遍化し、結晶化してまとめ上げる月。

以前から興味を持っていた平和活動に参加するが、何か違和感を感じる。
戦いや不安からは何も生まれないことを理解。
ボブマーリーの映画、地球少女アルジュナ、エックハルトトールの書から
全ては一つであることを認識し始める。心が平穏で、上下に感情が揺れにくくなる。
認知行動療法の効果が出始めているのを感じる。
[私を取り巻く自然と人々に対し、どのように奉仕するのか?]→自分自身の心を平和にする。
そして、周りも自分も全て「I&I」であることを認識する。自然に身を任せる。

13.宇宙の月 [私は歓びと愛をどのように広げるのか?]
1年間であなたが得たものを束ねて、オリジナリティを発揮するため自分自身のことに没頭する月。もちろん他人との協調関係も大事だが、古い自分を超えて進化した新しい自身の母体を見出すための月。Time is art.

今この月の2日目。
Time is art を実感する。
これからの26日間と、時間を外した7月25日が楽しみに思う。
[私は歓びと愛をどのように広げるのか?]→追記予定


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