朝日杯FS（GⅠ） 回顧

 1着　消 アドマイヤズーム
 2着　▲ ミュージアムマイル
 3着　消 ランスオブカオス

 5着　◎ アルテヴェローチェ
13着　◯ トータルクラリティ
15着　△ タイセイカレント

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勝ったのは川田将雅騎乗のアドマイヤズーム。
確かに前走・未勝利戦の時計は優秀だったが、まさか勝ち切るまでとは思わなかった。
1000mの通過タイムが1:00.4とスローペースで展開が向いたとはいえ、ラスト3Fはメンバー最速33.6の末脚で2馬身半差の完勝。
（気性的に）難しいタイプで、気持ちよく走らせることを優先したと川田騎手。
しかし、今回はハマった感もありそうで、次走以降の再現性は…？？？

2着はC.デムーロ騎乗のミュージアムマイル。
スタートで後手を踏むも、スローペースが功を奏し、3コーナーでは先頭集団までポジションを回復。
ラストはメンバー中2位の末脚を繰り出すも2着まで。
勝ち馬との差は位置取りと距離適正の差か？
ゲートが課題も、間違いなく距離は伸びた方が良く、クラシックを賑わせる一頭になりそう。
来春のリベンジを楽しみに待ちたい。

3着はルーキー・吉村誠之助騎乗のランスオブカオス。
新馬勝ちから中1週でのGⅠ出走は無謀かと思われたが、前残りの展開で唯一後方から差し脚を伸ばし3着。
一番強い競馬をしたのはこの馬かも？！
次走要注目！

本命のアルテヴェローチェは5着。
パドックからややイレ込み気味。
スローペースが影響してか、ゲートを出てからポジションが収まらず、クビを上げるシーンが何度か見られた。
ペースがもっと流れたら接戦になっていたと思われるが、今日はこれが精一杯。

対抗のトータルクラリティは13着に惨敗。
スローペースが影響してか、終始力んでおり息が入らず。
しかし、ここまで負けるとは…2歳戦は難しい。。。

対抗2番手のタイセイカレントも15着に惨敗。
大外枠から折り合いを欠きチグハグな競馬で見せ場なし。
2歳戦は難しい…。