朝日杯FS(GⅠ) 展望
※12/9(月)現在
◎ アルテヴェローチェ
◯ トータルクラリティ
▲ ミュージアムマイル
△ タイセイカレント
× アルレッキーノ
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アルテヴェローチェ(武豊)
新馬戦を加速ラップで勝利。
前走・サウジアラビアRCも稍重ながら1:33.0の好時計で勝利。
この時計は同レース歴代2位タイ。
ちなみに、歴代1位は1:32.7のサリオスで、2位タイはダノンプレミアムと、その後2頭とも朝日杯FSに勝利している。
気性的な幼さはあるが、今回は輸送もなく武豊騎手へ手が戻るのもプラス。
2週連続『ヴェローチェ』の戴冠あるか!?
トータルクラリティ(北村友一)
新馬戦を加速ラップで勝利。
前走・新潟2歳Sは、コートアリシアンに一度交わされるも、馬体を合わすともうひと伸びして差し返した。
2戦とも着差はわずかだが、ゴール前のあの勝負根性は魅力。
京都コースを経験済みなのもプラス評価。
余談だが、同じバゴ産駒で2020年朝日杯FSの2着馬はステラヴェローチェ。
なんかややこしい。
ミュージアムマイル(C.デムーロ)
先週の阪神JFは上位3着馬全てが距離短縮組。
本馬は1600m→1800m→2000mと距離を伸ばしつつ結果を出してきた。
3戦全てで上がり最速をマークしており、末脚は確か。
中山2000mのホープフルSではなくこのレースを選んだのも、直線の長い京都1600mの方が末脚を活かせるからとのこと。
ちなみに、父・リオンディーズも2000mからの距離短縮で朝日杯FSを制している。
タイセイカレント(坂井瑠星)
前走・サウジアラビアRCは、出遅れて4コーナー出口までは最後尾も、上がり最速の末脚でアルテヴェローチェの2着。
進路取りに手間取らなければもっと接戦だったとみているが、今回初の右回りがどうか?!
アルレッキーノ(C.ルメール)
2冠馬チェルヴィニアの半弟。
新馬戦は世代最強と噂されるクロワデュノールが、東京芝1800mの新馬戦史上最速となる1:46.7で勝利し2着。
前々走・未勝利戦は1:33.3(3F33.7)のコースレコードタイで圧勝。
前走・サウジアラビアRCは、道悪が影響してか反応がいまひとつで5着に敗北。
「次走は抑えずに気分良く走らせたい」と逃げも選択肢にある様子。
初の右回りを克服できれば馬券内も!?