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【ガレージキット制作記】ビュンビュン走る!ドライノッブ(FGO)

夏に久しぶりに行った造形物イベント「ワンダーフェスティバル」で購入したガレージキットを一つ作りました。

ガレージキットとは、ガンプラのように大手企業が製品として工場で大量生産しているプラモデルなどとは違う、個人や団体が好きで作っている、手作業メイン少数生産の模型の事です。

ビュンビュン走る!ドライノッブ
原型:ToBaRi 放課後リボル部
Twitter( @Q_Q_Q_39 )

ドライノッブは、私の好きなスマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order(FGO)』の、主にギャグシナリオに登場するかわいいザコ敵シリーズの一種です(CV 釘宮理恵)

Fateシリーズは、歴史上の英雄などを英霊として召喚し戦うバトルものです。その中には織田信長(CV 釘宮理恵)もいるのですが、その魂の残りカスか何かで生まれた、精霊?か何かのような気がします…? あんま分かってない。何?

久しぶりにワンフェスを巡って気づいた変化は、3Dプリンタの普及により、精度の高い複製の敷居が下がっていることです。

この「ドライノッブ」フィギュアも、ハミ出たバリなどの切削加工が必要な箇所は無し。さらにパーツ毎に大まかに色分けされたキットになっていました。

その為、パーツを切ったり、穴を開けたり、サーフェイサー(塗装の為の下塗りスプレー)を吹いたりする工程は不用でした。

知り合いのアニメやゲームが好きだけど模型は作らない人の話を聴くと、ガンプラを組み立てるのも難しいという意見をよく聞きます。

模型の趣味に入る間口を広げるために、難易度の低いキットが増えるのは良いことだと思います。

途中写真1
説明書もありました

肌色パーツの上に黒い髪パーツを接着。
目ん玉デカールをいい感じの位置に貼ります。

多くのガレージキットはプラモデルとは樹脂の種類が違うので、一般的なプラモデル用接着剤は使えません。ゼリー状瞬間接着剤で接着します。

髪の毛が固定されてから、挟むように赤い帽子パーツを接着。

帽子の飾りは金色の樹脂パーツでしたが、より金属感を出すためにマッキーペイントマーカーの金で先に塗装してから帽子に接着しました。

マッキーペイントマーカー
手軽に部分塗装できておススメです

同じ金色で、車体ランプとタイヤのホイールを塗装。ナンバープレートとノッブのお口は白のペイントマーカーを2度塗り。フロント正面の金具とサイドミラーの鏡は銀で部分塗装しました。

途中写真2

車体下部、タイヤ、シート、サイドミラーカバー、ハンドル、ランプ下などを、タミヤカラー(ラッカー塗料)のフラットブラックで部分塗装。

フロントガラスを透明にはできないので、ガンダムマーカーのスミ入れふでペン(ブラック)でスモークガラス風に薄く塗装。

ノッブお口の境界線はガンダムマーカースミ入れ用ブラックでスミ入れしました。

途中写真3

ノッブを車体に接着。

車体のミゾや凹部分をガンダムマーカーでスミ入れ。

座席の中はフロントガラスと同じく、ガンダムマーカースミ入れふでペン(ブラック)で塗って影にしました。

完成写真

ナンバープレートと車体側面に文字のデカールを貼り、乾燥。タミヤカラー缶スプレーのフラットクリヤーを吹いて完成です。

車体の下にはプルバックユニットがついており
チョロQのように走らせることができます
うしろ(かわいい)

私の模型スタンスとしては、あくまでも遊びで気楽に楽しみたいので、全塗装や完全な表面処理などの完璧は求めずにちょっとずつ作りました。

ガンプラなどでも、全塗装か素組みかの100かゼロかではなく、部分塗装だけやってクリヤーを薄く吹く。という楽しみ方は手軽なのに効果的でおススメです。

バトル画面風

久しぶりのガレージキット制作楽しかったです。

↓このキットを見つけたイベントのレポート

私のイベントやアニメ感想などのまとめです
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kuramaippei@tenguotoko
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