仰向けにハイハイする次男
次男が、他の子と違っていたこと。
赤ん坊の時、おっぱいを飲み終わった後、寝かせると、泣いて仕方ありませんでした。
そこで発見したのが、胸の上でうつ伏せに寝かせると、おとなしくなるということでした。
育児書を見ると、胃に空気がたまってそれをうつ伏せにして押さえる
ことで落ち着くのかもしれないという事でした。
もう一つ、変わっていたこと。
四つん這いではなく、仰向けになって
ハイハイしていたことです。
なので、後頭部がはげていました。そして、部屋の隅まで行くと、頭がぶつかって、もうそれ以上行けなくて、泣いていました。
一人一人、違うのだなぁと思いました。
次男が年長の時、私は、四男の産休中で、家にいました。すると、次男が頭からダラダラ血🩸を流しながら帰って来ました。
あとで聞くと、公園で木の切り株につまずいて、石垣に頭をぶつけたそうです。
とりあえず出血🩸しているところを綿で押さえさせて、病院に行きました。
なぜなら、まだ首の座らない四男を片手でだき、もう片方の手で、3歳の三男の手を引いていたからです。
病院で処置をしてもらう時、おしゃべりな三男がその様子を実況中継するので、お医者さんから
「外に出てください」
と言われてしまいました。
その後、学校から帰って来た長男は、びっくりしたそうです。それはそうでしょう。家には誰もいなくて、血🩸のついたティッシュがゴミ箱に捨ててあったのですから。
同じ頃、近くの公園で、兄とバスケットボール🏀をしていて、ボードで口を打って歯がかけたことがありました。
すぐに探しましたが、当然見つかりませんでした。
永久歯だったので、だいぶ分からなくなりましたが、今でもかけたままです。
次男が小学生の時、私が道路から東の方を見ると、うさぎのよう
な子が、向こうから歩いて来るのです。
何かと思ったら、次男が頭にケガをしたらしく、包帯を頭の上でくくっていたのが、ちょうどうさぎの耳のように見えたのでした。
小学校低学年だったと思いますが、少年ラグビー🏉で、鎖骨を骨折しました。
接骨院に行ったのですが、包帯を巻くというより、ただゆるくタスキがけをしただけで、痛みどめもありませんでした。
一晩中、「痛い。痛い」と泣いていたのを覚えています。
中学校3年生の時は、盲腸の手術をしました。
だいぶ痛かったのに、相当我慢していたようでした。
それに、とても不安だっただろうに、私は、次男を1人で入院させて、手術の時も、仕事を優先して行きませんでした。
最近、39歳になった長男が、入院、手術をしたのですが、とても不安だったと言っていたので、中3の次男は、1人でどんなに不安だっただろうと、今更ながら思います。
でも、その頃、私は私で、仕事のことで必死だったのだろうと思います。
お父さんも行かなかったことを思えば、おそらく出張中だったのでしょう。
五男はまだ5歳で、保育所の迎えなどもあり、仕方なかったのだろうとは思いますが、可哀想なことをしました。
高校生の時には、学校祭のラグビー🏉の練習をしていて、アゴをケガして縫いました。
この時は、鏡を持って自分で処置をされているところを見ていました。
1つ思い出しました。
この子は、兄に命を救われていました。
小学校低学年の時のことです。
学童保育所から駅へ向かうためには国道を横断します。
その時、危うく車にひかれそうになったのを、兄が服を引っ張って止めたというのです。車と次男の服のボタンが接触して、カチッと音がしたそうです。
後になってこれを聞いた時は、心臓が凍りそうになりました。
こんなにたくさんのケガをしましたが、盲腸以外、ほとんど病気はした記憶がありません。
元気に育ってくれました。今ではもう37歳の4児の父です。