私が初めての抜糸を体験した四男
四男は、5人の中では、一番大人しくてケガは、少なかった方です。
でも、年中か、年長か、分かりませんが、お父さんの実家に帰省していた時、庭に置いてあった鎌を握ってしまいました。
指が切れて、縫ってもらいました。
けれど、抜糸の日まで実家にいることは出来ませんでした。
そのことをお医者さんに言うと、抜糸の仕方を書いた紙と、消毒薬などを渡してくださいました。
実家から自宅に帰って数日後、私は、生まれて初めて抜糸をしました。
そんな体験が出来る人は、少ないでしょう。
もちろん最初で最後の体験でした。
四男が1歳の時のことです。
保育所に連れて行ってから、仕事をしていると、
「熱を出したので、迎えに来てください」
と職場に電話がかかってきました。
翌日、念の為に保育所には預けずに、実家に預けて仕事に行きました。すると、実家では、熱も出さず、元気だったというのです。
そこで、次の日保育所に連れて行くと
また、熱が出たと連絡がかかってきて。。。
こんなことが、何回か繰り返されたので、
ひょっとして、登校(所)拒否? と思いました。
それからも、なんとなくはっきりしない体調の四男でした。
そんなある日、朝、布団に血が。
ちょうどその日は、午後から私の診察の予約をしていました。
なので、ついでに午前中に四男をその病院の小児科に連れて行きまし
た。
すると、検査の結果、なんと!
即入院!!!
ということになりました😆
午後の私の診察どころではありませんでした。
病名は、「特発性血小板減少性紫斑病」でした。
難病指定されている病気だということでした。
(ですので、医療費は、払わずに済みました)
簡単に言うと、血が止まらなくなる病気でした。
知らずに、もし頭でも打っていたら、大変なことになるところでした。
私は、休職して、付き添うことになりました。
そして、ステロイド投与の治療が始まりました。
1ヶ月間で、ステロイドの量をだんだん増やし、その後、だんだん減らしていきました。
するとその副作用が顕著に現れました。
ムーンフェイスといって、顔に脂肪がついて丸くなるのです。
ほんとうに、月の満ち欠けのように1ヶ月で、膨らんでしぼみました。
順調に回復し、無事1ヶ月で退院することが出来ました。
その後、何年間も病院に通い続け、小学校何年生かまでは、
通いました。
そして、やっと治癒というお墨付きをいただくことが出来ました。
最近になって本人から聞いて知ったのですが、
四男は、フルーツアレルギーだったということがわかりました。
そんな病名があることも割と最近まで、知りませんでした。
修学旅行などの配慮願いで、キウイ🥝アレルギーという生徒が
最近、ぼちぼち出て来ています。
でも、まさかうちの子がそうだったとは知りませんでした。
食べると舌がピリピリするので、
食べられないわけではないが、強いて食べたくはないと言います。
それも、ほとんどどの果物を食べても起こるそうで、
ちょっとかわいそうだなと思います。
小さい頃からずっとそうだったというのですが、全く気づきませんでした。呑気な母親だと思われるでしょうが、本人が何も言わなかったので本当に知りませんでした。
でも、命に関わるほどのことではないので、良かったです。
無事大人になり、今では31歳、1児の父です。
読んでいただき、ありがとうございました☺️