『街の風景』その7

『街の風景』その7

ゲン担ぎだが、その箱買いの時にも、缶コーヒーを一本同時に購入すると、良いシールが当たることが多い。ということは、そうである、イートインスペースで、ウエハースの開封儀式を行うのだ。

その時の風景は、もうコンビニというより、ウエハースを開封し、どのシールが当たるか、という風景に尽きるのだ。こんな風にも、このコンビニは、俺にとって、必要な場となって居るのである。

こうして、コンビニ、一つのコンビニ、とは言え、時に風景を変えて、コンビニは自己内で存在するのである。また、時折、イートインスペースに居る、客の話が聞こえてきたりもする。

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