芥川賞作品『バリ山行』/風土記の系譜

太宰治の『津軽』が、風土記的な読みをされていた、という論文を昔、読んだことがあったと思う。そういう意味において、今回の芥川賞作品『バリ山行』も、六甲山を含む、各地域の名所が散見されるため、『津軽』の系譜になるのではないか。また論じます。

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