新たに得た力
非常勤講師になってから3年目。
あっという間に3年が過ぎ、びっくりするほどストレスも少なく、家族との時間しっかり取れています。
働き方を変えて、私の考え方も変わっていることを実感しています。非常勤になって得た3つの力をご紹介します。
その1
『時間を有効に使う力』
非常勤は時給制です。
極力、残業(無給)はしたくない。
そう思うと、以前よりもより見通しをもって計画的に仕事をする必要がある。準備をいつやって、いつまでに担任の先生たちと打ち合わせを終わらせるか。日々こなしていくと、自然と回せるようになるのです。
きっと正規教員時代にこの力があったら無敵でした。でもその当時は、目の前の仕事をこなすことで精一杯だったから、こんなこと、これっぽっちも考えたことありませんでした。
その2
『断わる力』
正規教員時代はなんでも受け入れて、全てをやってきた私。周りからの評価も気になるし、どんな仕事でもできる人でありたい。これは自分が自分にかけていた呪縛。頼りにされると嬉しいし頑張れちゃうから断るという選択はしなかった。周りからは、いい人だったかもしれないけれど、自分の仕事は積もるばかり、その結果、夜遅くまで仕事をし、休日出勤もし、家族の時間を犠牲にしてきた。
でも今は、そこまでしてやることではないと思い直した。断ることも必要なのだと。
その3
『自分の考えを伝える力』
私が今まですごく苦手だった事は、自分の考えを伝えること。自分の考えを言ったら周りにどう思われるか、変な人だと思われないか…。モヤモヤしながらも、その気持ちは自分の内に留めていました。でも結局ずっとモヤモヤしていたのです。提案に対して、みんなモヤモヤしてるのにイエスで承認される不思議な時ってありませんか?
自分の考えを伝えていった方が、いろんな視点から考えられ、よりよいものになるのではないかと。非常勤になって、組織に所属していた私から、独立した私に変わりました。周りを伺うのではなく、自分の立場から考える意見を伝えることが必要なのだと考えるようになりました。
働く環境が変わったからこそ、見えてくる新たな視点がおもしろい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?