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秋に読みたい怖い本

 昔、子どもの時、フジテレビで放映されていた「ほんとにあった怖い話」という番組が好きで、母と兄弟と一緒に観たことを思い出す。

 そんな私は、お化け屋敷もへっちゃらで、夜中に起きても、一人でトイレに行ける大人になってしまった。

 少しくらい、怖がる可愛げがあったら・・・なんて後の祭りですが。

 今日は「ほん怖」好きな私が、「本怖(ほんこわ)」を紹介していこうと思います。これから読もうとしている本もあります。いろいろな意味での『怖い』が登場します。

 それでは、本日も最後までお付き合いください。


一番怖いのは、やはり「人間」である

 1冊目は、何度か登場している湊かなえさんの『人間標本』です。猟奇的な殺人がこの作品の中で繰り広げられていきます。
 そこにあるのは歪んだ、いや歪な心の器に入れられた「愛」と名のつけがたい心情である。

書評はこちらから

いなくなるのが決定しているのか

 2冊目は、これから週末に読もうとしている『私の死体を探してください』である。
 タイトルからして物騒なのですが、いなくなるのが決定しているのがさらに「本怖」です・・・。

金の亡者とサイコパス

 最近読んだ本で怖かったのは『地面師たち』です。Netflixで話題の作品だったので原作回顧してみました。

ドラマ化で一気に話題性が高まった作品だと思いますが、ぜひ原作で読んでほしい1冊です。

Netflixで話題だったので原作回帰。地面師という言葉をこの作品で知りました。犯罪物も色々とありますが、やはりこういう作品は本がいい。本で読んだほうが、情景理解がよくできる。ドラマ作品とは違うところもちらほら、逆にそれがいい。主人公の一人であるハリソンは、やっぱり普通じゃない。サイコパスってこんな感じなのかな、こわやこわや、続編も手に入れたのでぼちぼち読み進めたい。

『地面師たち』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター (bookmeter.com)

 今週末も少しずつ、積読消化していきたいと思います。では、みなさんもよい週末をお過ごしください。

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家出猫
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