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202310 ブラタツノブ 山形市♯4

 七日町堰を見終わっておおよそ16時くらい。まだホテルに入るには随分と早いな、と思いながら、メインの通りと教えてもらった通りを北西へ。通りを満喫しながら文翔館の手前まで行ったり山形駅まで戻ったり。
たのしぃー。 

 時間もあるし、と山形駅に曲がる角を通り過ぎてスタンプラリーのスポットの「乃し梅 佐藤屋」まで足を伸ばしてみる。このころにはスタンプラリーに執着し始めてるからわからないもんです。てくてく歩くと、あぁ、ここだ とたどり着く。

りっぱな門構え 老舗ってかんじ

 でも普通な感じの店舗なのでスタンプを押すためだけに入店するにも気が引ける。梅を買うつもりもあんまりないし。あぁ、やっぱラリーはここで断念しよっと思う。そうこうしているうちにだんだんと陽が傾いてきて肌寒くなり山形駅へ向かう。

 駅のコインロッカーに預けてたカバンを回収してアパホテルへ。時刻は5時半くらい。チェックインしてカウンターでキーをもらってエレベータを呼ぼうと「上」ボタンを押すけど点灯せず。カチッカチッと何度も押すけど点灯せず。そうしたら俺の後でチェックインしてたビジネスマンが背中から「カードをかざしてからボタンを押さないと」と教えてくれた。「あっ、ありがとうございます」と。 瞬間的に数日前、職場の蓑輪君が「山形の人ってやたらと優しいんですよ」と言ってたのを思い出す。おれ今度さー、山形市に行ってみようと思うんだよね、行ったことある?おススメある? とか蓑輪君に聞いたときに最初に出てきた言葉がコレ。「山形の人ってやたらと優しいんですよ」。えぇーっ、そんなことある?って思いながら聞いてたんだけど。俺がこの後ろに立ったビジネスマンだった場合、「なんだこのおっさん、とろいな」とおもいイライラしたあげくに「ここにカードかざすんですよ」ってぶっきらぼうに言ってる気がするわけです。このビジネスマンが山形県民だったかどうかはわかんないけどそこはあまり問題ではなく。

 7階の部屋はアパホテルですからこじんまりとまとまった感じの。でも一人旅だから全然OK! おちつく~。いい、いい、いいよ、これで。名古屋店OB会グループや会社の同期のグループに、いまホテルついたよ、今日はこんな感じだったよ、っての送信しようとしてるところに 大原さんから「ブラタツノブ 今日の成果は?」「まさか山形でも昼から呑んでたなんてことはないと思うけど」ってLINE。仕方ないので正直にトリスの小瓶の画像を送信。

おいしくいただきながら巡りました

 「そんなの今でもあるんかい!」と突っ込まれつつ、「怪我や事故だけは気をつけてよ。足元とか意外とやばくなってるから」と現実的かつ情けないアドバイスをいただく。でも、ホントそうなんだよね。あちこちつまずく世代なんすよ、、、。

 19時ころ、ばんめし、食いに行くかぁ、と1Fへ。フロントのお姉さんに聞いてみる。「この辺でおいしい郷土料理、食べさせてくれる店ありますか?」「ん~、そうですね~、、、 そこ、見えてますよね、「おしょうしな」さん っていうお店。そこいいですよ」「ほんと、ありがと。行ってみる」。ホテルのエントランスから外に出かかって、またフロントまで戻って「でもさ、さっき、その手前に米沢牛、食わしてくれる店みつけたけど? どう?」「いえ、郷土料理なら 「おしょうしな」さんです」と、きっぱり。「わかった、そこ行ってくる」

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