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幼稚園いきません

幼稚園の入園体験には2度連れて行かれた。

わたしは2度とも泣き喚いて必死に抵抗した。

そしたらなんと、母はわたしの入園を諦めたのである。
やったぜ!!わたし大喜び!!

がしかし、この時の選択により集団行動のスタートが小学校入学から、という超人見知りにとってなかなかハードな未来への道がつくられた。
なんてこった!

いや、でもその時のわたしは最高に喜んだんだよな…うーん。

大人のわたしの頭で考えれば、あの時無理にでも通わせてくれていたら、少なくとも2年間は人付き合いの練習になっただろうにとは思う。

母的には、ここまで嫌がってる子を無理に通わせるのはかわいそう。この子はおとなしくて困らせるような事もしないし、行かせなくてもいいかって思ったんでしょうね。
あとは、歳の離れた末っ子でかわいかったのもあるのだろう。
まあ、そのおかげで昼間は存分に母を独り占めできたわけだけど。

夕方からいなくなる分、昼間はべったりだった。
母にくっついていられればそれでよくて、いつも側でおとなしく遊んでいた。
だから集金にもついて回ったし、ブティックへ行く時も一緒だった。

そんな感じでじーっと待つことのできるお利口さんなわたしだったが、1度だけ強烈な記憶がある。


その話はまた次回にしよう

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