ふとPS2のゲームがやりたくなった話
PlayStation2。思い出深いゲーム機だ。
小学生の頃、Wiiに飽き始めた頃にハードオフのジャンク品でPS2を買った。
Wiiのマリオやカービィといった任天堂のゲームの優しい世界とは違い、
ハードでかっこいい大人なゲーム(当時抱いてた印象)が多かった。
だけど中学生の時にPS3を買ってもらってからそっちばっか遊んでいたので、遊んでいた期間としてはそんなに長くない。
だけど、僕のゲーム人生で大きな転換点となったのは間違いない。
そんなPS2を押入れから見つけた。なんだか懐かしくなって、PS2のゲームが遊びたくて悶々としていた。今はGW。時間ならあるぞ、ということでPS2を遊ぶことにした。
だが遊ぶ前に乗り越えるべきハードルが2つある。
ハードルその1: 映像
まずその1。映像だ。
今どきのゲーム機には全てHDMIが付いているが、昔のゲーム機にそんなものはない。逆に、今のモニターにPS2の三色端子(赤・白・黄色のケーブル)は付いていない。
どうしたらいいのか調べてみると、どうやらアップスケーラーというものを使うと遅延が無く、綺麗な映像が映るらしく、さらにモノによっては解像度の自動切替にも対応しているらしい。せっかくなら、綺麗な映像でやりたい。
4Gamerの記事によると、ゲーム用途以外のアップスケーラは作りが甘く、問題が発生しやすいらしい。なるほどなるほど。
記事の中でおすすめされていたのは2種類。
どちらも解像度の自動切替に対応しているとのこと。
「GBS-Control」と「RetroTINK-5X」
「GBS-Control」はオープンソースなのでいろんなメーカーから出ていて、値段もバラバラ。ただし、安物は当たり外れの差が大きい。
「RetroTINK-5X」は高い評価を得ている代わりにお値段5万円と、勇気がいる。PS2遊ぶだけなのに5万円かけるのはどうかと思ったので、
お手頃(とは言っても1万円近くする)な価格帯の「GBS-Control」にした。
めぼしいものを見つけ、ページを見てみるとどうやら普通のケーブルではなく「SCARTケーブル」なるものが必要らしい。
で、これもいろんなところから出ているが安物は品質が悪いものが多いらしいので、1000円ぐらいのやつをカートに入れる。あと、PS2の電源ケーブルが無かったのでそれも購入。合計で1万6千円ほどかかった。
翌日、届いたので開けてみる。購入したアップスケーラーがこちら↓
さて、ハードルその1の映像に関しては乗り越えた。次はハードルその2だ。
ハードルその2: 音
僕の部屋にあるモニターはスピーカーが付いてないので、音が出ない。
無音でゲームは寂しい。これに関しては楽勝で、モニターにUSB対応スピーカーをぶっ刺せばいい。
だが、今はUSB対応スピーカーが無いのでとりあえず無音のまま進める。
セッティングしよう
準備は整った。あとは、線を繋ぐだけだ。
配線が終わり、電源ボタンを押す。もし映らなかったらどうしようとか考えていたら、PS2からガガガッという音が鳴ってちょっとびっくり。
メニューが表示されたので、とりあえずディスクを入れてみる。
画面が暗転し、タイトルが表示された。
試しに遊んでみると、コントローラーも問題無く動いた。
メニューの文字が滲んで見づらいことと、ゲームの色が濃い気がする。けど、それは設定で変更できるので問題無し。
ただ不安なのは音が出てないので分からないが、ノイズが出ていないかどうかだ。安物のSCARTケーブルだと、そういう音が鳴るらしい。
最初は動作チェックのつもりだったのに、遊んでいるうちに懐かしさがこみ上げてきて、いろんなゲームで遊んでしまった。
これが童心に帰るというやつか。
終わりに
すごく長い文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!