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アトピーは人を哲学者にする、だけどもだけど…
「悪妻は人を哲学者にする」なんて言葉を言った偉人がおりますが、アトピーも人を哲学者にするかもしれません。
いや「病気は人を哲学者にする」と言えるのかもしれません。
つまりは、「私は何でこんな目に合わなければならないんだ。」「こんな病気になるなんて、誰が悪い?親?環境?食べ物?はたまた、私?」
「標準治療なんて効かない。きっと製薬会社がひた隠しにしている劇的に聞く治療法が世の中にはあるはずだ。」と言った具合に思考が止まらなくなるからです。ともすれば、猜疑心の塊となります。
実は私もそうでした。
でもアトピーがとても良くなった今になって考えると、アトピーの時に色々考えてしまったこと、やらない方が良かったと思います。
もちろん今だから言える事かも知れませんが、アトピーがよくなった後もそうやって疑う癖が抜けなくなってしまうからです。そうするとアトピーが治った後にも時折世界が灰色に見えてしまう場合があるのです・・・。
今なら分かるのですが、心が美しいって本当に本当に素晴らしいことなんです。
世界が明るく見え、周りに人を集め、アトピーのある無しに関わらず人と素晴らしい関係が築け、素敵な経験が沢山できます。
アトピーが治る治らないより、心が美しいことこそ本当に素晴らしいことなのです。
だから思う、「アトピーに心まで奪われないで!」と。
心は紙に似ていると思います。
アトピーで傷ついた肌は、いつか綺麗になります。
でも心(考え方)に変な折り目が付くと、伸ばそうが、抑えつけようが中々取れません。だから心の方がより大切なのです。
哲学者ではなく、宗教家になるのはどうですか?
宗教家と言っても自分自身と自分の運命を信じようじゃないかという宗教家です。
「きっとこのアトピーはいつか絶対良くなる。そのために、今日も人類の叡智の集大成である標準治療の道を突き進もう。そして、アトピーがあるなしに関わらず、私は今日も素敵な存在。私は何も間違ってない。そして、私とこの人生は必ず生きるに値する。あとは神様に託そう!」といった具合にです。
ちなみに私は無宗教です。
ここまでお付き合い頂き、誠に誠にありがとうございました。