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《イ短調》ただ好きな調  それだけです。理由はあるといえばあるかな。      とにかく曲を並べてみました

シャルパンティエはこの調について「優しさや悲しさを表す」と述べている。マッテゾンはこの調を「嘆くような、品位のある、落ちついた性格をもっている」と述べている。 古典派時代、管弦楽ではイ短調を主調とする事がほとんどなかった。現代のようなバルブの付いたホルンが存在しなかった時代なので短調の楽曲の場合、主調と平行調の二種類の管を組み合わせて使った。イ短調の楽曲の場合はA管とC管であるが、C管は通常の16フィートのバス管ではA管と音色が異なりすぎてしまい違和感があるので8フィートのアルト管を用いた。すると管長が短いために10倍音以上が困難で、二人一組でホルン5度が吹けないなどの深刻な問題があった。さらにC管の自然トランペットと同じ長さなので、ホルンらしくない甲高く悲痛な響きになり、当時の感覚ではトルコ軍楽風と見なされたようである。 イ短調は、調号を用いない調であるため、読譜が容易で初心者向きとされている。弦楽器のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロでは開放弦にA弦があり、協奏曲に頻繁にみられる。他方、ピアノで弾く場合は平行調のハ長調と同じく演奏をしにくい調のひとつである。

Wikipediaより

  イ短調は、西洋音楽における調のひとつでイ (A) 音を主音とする短調でる。 
    =各言語での名称=
   英語 A minor  独語 A-Moll 
  仏語 La mineur  伊語 La minore 

 当たり前ですが、はじめからシャープもフラットもついていない、見かけは簡単そうですぐに演奏出来そうな調です。
 逆転の調はハ長調です。
 Duo以上の、オーケストラに至るまで、演奏前には必ず音合わせをしますよね。
その時鳴らす音は、必ず《A》の音です。基本の音。

私の初めて弾いたイ短調はバイエル等の教則本の中の曲であったと思いますが、MozartのピアノSonata8番が大きい曲としては初めてのa-mollだったと思います。


はじめの表記(大題表記)が
イ短調の曲一覧

※歌曲は音域により調を変更出来ますし、元の調が正しく特定出来ないため、今回は載せませんでした。

※動画を沢山貼りました。チャンネル登録等してほしいArtistさんもいると思います。
また見たい人のだけ見てくだされば結構です。

※一番最後に番外編として演歌とポップスを、上げてます。
それから少し自分の事を書きました。
(並べただけで、およそこれくらいかと思いますが、まだあるかもしれません)
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■クライスラー
∆愛の悲しみ⬇️
∆弦楽四重奏曲 

サン=サーンス
チェロ協奏曲第1番   ⬇️

∆交響曲第2番   
∆序奏とロンド・カプリチオーソ

■パガニーニ
∆カプリースより24番

バッハ
∆ヴァイオリン協奏曲第1番 
∆フルート·ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲 
∆無伴奏フルートのためのパルティータ 
∆カンタータ 第61番『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』 BWV.61
∆イタリア風のアリアと変奏 BWV.989
∆2声のインヴェンション 第13番  BWV.784
∆3声のインヴェンション(シンフォニア) 第13番 BWV.799
∆カンタータ第203『裏切り者なる愛よ』(Amore traditore)BWV.203

■フンメル
∆ピアノ協奏曲第2番 

■マルコ・ジュゼッペ・ペランダ
∆ミサ曲 イ短調

■モーツァルト
∆ピアノソナタ第8番 ⬇️動画は3楽章
∆トルコ行進曲(ソナタ11番3楽章)
⬇️動画はアンコール 藤田真央
∆交響曲K.16a (Anh220イ短調)
      通称『オーデンセ 』   

■ベートーヴェン
∆ヴァイオリンソナタ第4番 
∆弦楽四重奏曲第15番 
∆エリーゼのために

■メンデルスゾーン
∆ピアノと弦楽のための協奏曲
∆弦楽四重奏曲第2番 
∆交響曲第3番 

シューベルト
∆アルペジョーネソナタ⬇️
【巻頭の写真はこのソナタの楽譜です】

∆弦楽四重奏曲第13番 
∆ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ  
∆ピアノソナタ第4番 
∆ピアノソナタ第14番 
∆ピアノソナタ第16番 

■シューマン
∆ヴァイオリンソナタ第1番
∆ヴァイオリン協奏曲  作品129
この曲は、1850年にシューマン自身の手によってチェロ・パートがヴァイオリン用にアレンジされてヴァイオリン協奏曲に編曲されており、これが「ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品129」と呼ばれている。

∆チェロ協奏曲 作品129⬇️
ジャクリーヌ·デュ·プレ

∆ピアノ協奏曲 ⬇️

■クララ・シューマン
∆ピアノ協奏曲 

■ブラームス
∆クラリネット三重奏曲 
∆弦楽四重奏曲第2番 
∆ヴァイオリンとチェロのための
二重協奏曲 ⬇️徳永兼一郎·二男兄弟

∆パガニーニの主題による変奏曲     (ブラームス編曲)

 ■ショパン
∆フーガ イ短調 
∆練習曲作品25-11(木枯し)
∆ワルツイ短調 遺作
∆24のプレリュードより第2番

■パデレフスキ
∆ピアノ協奏曲 

■リスト

∆パガニーニによる大練習曲第6番《主題と変奏》1838年にフランツ・リストによって作曲された。原曲はのカプリースの24番目。⬇️藤田真央

グリーグ
∆チェロソナタ 
∆ピアノ協奏曲 ⬇️
【ベンジャミン·グローヴナー】

ラヴェル
∆ヴァイオリンソナタ 
∆ピアノ三重奏曲 ⬇️
【Violinマーク・ブチコフ
 Piano藤田真央
 Celloズラトミール・フォン】

∆前奏曲 楽譜⬇️

27小節で終わるラヴェルの前奏曲

チャイコフスキー
∆ピアノ三重奏曲
『偉大な芸術家の思い出に』⬇️
ピアノ👉ドミトリー·マスレーエフ
チェロ👉アレクサンダー·ラム
ヴァイオリン👉パヴェル・ミリュコフ

∆地方長官 (交響的バラード)

■ショスタコーヴィチ
∆ヴァイオリン協奏曲第1番 
∆2台のピアノのための小協奏曲

■ラフマニノフ
∆交響曲第3番 
∆パガニーニの主題による狂詩曲⬇️
[アレクサンダー・マロフェーエフ君の凄い演奏💕]

■プロコフィエフ
∆ピアノソナタ第3番 

■ストラヴィンスキー
∆葬送の歌 

■ドヴォルザーク

∆ヴァイオリン協奏曲 

マーラー 
∆ピアノ四重奏曲 
∆交響曲第6番 
∆大地の歌⬇️

■バルトーク
∆弦楽四重奏曲第1番 

ボロディン
∆交響曲第3番 

■シベリウス 
∆交響曲第4番 
  
エルガー
∆ピアノ五重奏曲 
   
バラキレフ
∆ゴンドラの歌 イ短調

ボッテジーニ
 ∆タランテラ 

■アルバート・ケテルビー 
∆ペルシャの市場にて

■滝廉太郎
∆《秋の月》組歌「四季」における
第3曲。

 光はいつも かはらぬものを
ことさら秋の 月のかげは
などか人に ものを思はする (繰り返し)
あゝなく虫も おなじこゝろか (繰り返し) こゑのかなしき


=番外編=😎その1
三木たかし 作曲
阿久悠 作詞
津軽海峡・冬景色》
19歳の石川さゆりさん⬇️

こちらは円熟期のさゆりさん⬇️

【歌詞】
上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り
こごえそうな鴎見つめ
泣いていました
ああ 津軽海峡 冬景色

ごらんあれが竜飛岬北のはずれと
見知らぬ人が 指をさす
息でくもる窓のガラス
ふいてみたけど
はるかにかすみ 見えるだけ
さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ 津軽海峡 冬景色

さよならあなた 私は帰ります風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡 冬景色     

=番外編=😎その2
「Lemon」(レモン)米津玄師

ここからはどうでも良い自分の昔話
〜何故イ短調が好きなのか。
〜突然だが何故チェロが好きなのか。

音楽を吸収した経歴としては、小学生から合唱団に入っていたため合唱曲をまずは一通り歌ってきました。
そのまま大人の合唱団へ入り、オーケストラバックの宗教曲やBeethovenの第九等も何度歌ったのかわからない程、数も数えておりません。

大学は桐朋へ行こうかなと決めていた高校生時代、今は亡きある指揮者に出会い、その縁で色々な音楽家の方やアマオケの人達とよくつるんでました。
今思えば私は高校生とはいえ、とても大人びていたと思います。

ピアノの練習の合間には室内楽を楽しんでいました。
そんな毎日の中、チェリストとSchubertのアルペジォーネソナタを演奏する機会がありました。
チェロ、Schubert、イ短調が好きなのはそこが原点だと思います。
月日は流れ、桐朋学園大学へ行き、その後Hamburgでも間借りしていた家のご夫婦が弦楽器を弾く人達だったので、夜な夜な室内楽のサロンが開かれ、結構な数の室内楽曲を合わせたり演奏したりしていました。
そこによく訪ねてきていたチェリストとも気が合って好きな曲も一致、三、四、五重奏を弾かない時は、Schubertのアルペジォーネを合わせて弾いてばかりいました。
ちょっとした昔話。
チェロの音に魅了された10代の自分、それは今でもずうっと変わることがなくチェロの音色を愛する人間として生きています。
今回はここまで。また気が向いたら自分の事を書きます。


     
      


      
     
 
 
   



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