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ギターアンプのスピーカー

ギターアンプはいいよね

こんにちは、
いつも同じこと言ってる人です。

さて、
ギタリストさんならご存知でしょうが、
ギターアンプは大きく分けて、
ふたつの製品に分解出来ます。

そう、
ヘッドアンプ と スピーカー
です!拍手!!
ワーーーー!☺️☺️☺️


ヘッドアンプとスピーカー、
これらが一体化しているのが、
コンボアンプでございます。
Fenderなんかの多くがこれですね。

Fenderのdeluxe reverb。
目盛ノブが付いてる所がヘッドアンプ。
網網の部分がスピーカー。
合わせてコンボアンプ。
中で配線されてて、ひとつとして持ち運ぶ。



逆に別々に分かれていて配線で繋ぐのは、
スタックアンプです。
Marshallのイメージがこれですな。

上に乗るのがMarshall-JCM800ヘッドアンプ。
下がMarshallスピーカーキャビネット。
上下合わせてスタックアンプ。
配線は都度スピーカーケーブルで。
ふたつに分けて持ち運ぶ。



さてさて、

これは個人的印象でもありますが、
ギターアンプの話がされる時、それは、
ヘッドアンプの話
であることが多いと思う。
まぁそこで歪んだりEQしたり音量調整したり、
色々やってるからね。
当然といえば当然。

しかしながら…
音作りにおいて、
スピーカー
こいつの影響を無視していいのかっ!
音の出口なのにっ!



ならば、


実験してみよう

ギター「Fender・テレキャスター70s」
ヘッドアンプ「SHINOS Luck6V」

これに固定して、
スピーカー部分を
UniversalAudio/OX
でドンドン変えていこうじゃないか!

universal audio社のロードボックス。
ヘッドアンプとスピーカーの間に配線すれば
アッテネーターとしても使えるし、
キャビネット(スピーカー)シミュレーターにもなる。
すごく簡単に言って、超ナイスな存在。



OX」の中には
色んなスピーカーシミュレーターが入っていて、
真空管ヘッドアンプさえ持っていれば、
Marshallのアレっぽいスピーカーとか、
Fenderのアレっぽいスピーカーとか、
VOXのアレっぽいスピーカーとかに
繋いだ音をシミュレートしてくれる!



しかもそれを
どんなマイクで録りますか?
ってトコまで変えられるという
非常にエライやつなのだ!!


開始


やってみましょう
マイクは全部Shure57設定で、
空間系エフェクトも無し。
EQ処理とかも無し。
すっぴん。

クリーン系
アンプ直。エフェクター無し。

1x12 Black D UX :Fender
2x12 boutique D65:ブティックアンプ
4x12 UK Vee30:メサブギー


コードちょい歪み系
オーバードライブ軽く歪ませ。

2x12 boutique D65:ブティックアンプ
4x12 GB25 punch:Marshall
4x12 UK Vee30:メサブギー


更にもうちょっと歪む系
更にもう一個オーバードライブ歪ませ。

2x12 alnico50:アルニコスピーカー
2x12 two verb:Fenderツインリバーブ
4x12 GB25 punch:Marshall
4x12 UK Vee30:メサブギー


結論

なんて言うか、

かなり違うね


違わない?
違うよね?

これ同じグループのものは、
ヘッドアンプのEQは何にも触ってないし、
なるべく変わらないタッチで弾いてます。
スピーカーだけなんですよ。
違うアンプみたいじゃない??

やっぱり、
スピーカーが変わるだけで、
「違う音色」
になりますね。
エフェクターとかそういうことじゃなくて、
なんか根本が違う音になる感じ。

特にMarshall系キャビネットなんかは、
そのバキンとしたキャラクターが、
コンボアンプのそれとはかなり違います。
あーゆー音にしたければ、
やっぱりあーゆースピーカーが必要だな、
って思わせるものがある。


☕️

音作りをする際は、
最終的な音の出口、
スピーカー
を無視してはいけないね

とか言っても、
レコーディング以外、
キャビネットいちいち変えれないし、
買うなら自分の好みを知っとこう、
ってくらいの話か。


でした!

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