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7月雑記 ガッチャード夏映画/初代ゴジラ/ファフナー/今後の予定/その他

はじめに

なんだか初回からだいぶ間が開いてしまってますが、このままだとネトフリウルトラマンに文句言っただけのマジで謎なブログでやめちゃいそうなので、備忘録がてらちょっと記事を。

や、後述しますがぼちぼち書いてはいるんですよ。ほかのブログ。ちょっと暑いし忙しいしで止まっちゃってますが……

はい、言い訳ですね……

まあ一月一本は記事上げたいんでね。とりあえず目次をば……

1、【ネタバレあり】ガッチャード夏映画、300万点!!!


ついに公開されたガッチャ夏映画、2回見ましたよ!自分の中ではライダー映画で1、2を争うほどの傑作でした!
もう中盤のデイブレイクの回想当たりからずっっと泣きっぱなしで……
本当は1億点なんですけど、300万が重要なんでね......

本当にありがとう!!!

未来の宝太郎


予告で覚悟してましたが、予想より重かった......!
クリスマス回で分岐したのはわかってたんですが、あそこで石化→全滅の流れだと思ってたのでグリオンが石化を解いたところで驚きました。

全員一度石化を解いて、そして一人ずつジワジワ殺し追い詰めていくのマジで性格悪いと思います。

宝太郎が片目を失うところ、叫びの演技がすげぇうまいんですよ。まああれ見たらグリオンは宝太郎で遊ぼう!ってなるわ......

あと、デイブレイク√のウロボロス界の決戦(本編でいうプラチナガッチャード初登場あたりの話かな?)、あの世界の宝太郎は禁術であるアイアンガッチャードに変身できないはず
(テンライナーの錬成にイグナイターが必要、デイブレイクがイグナイターを錬成したのは身体が赤く染まったあと)
なので本当にりんねを見ていることしかできてないんです。
そして、仲間が殺され続けて弱気になっている宝太郎はケミーに「しっかりしろ!!!」と叫ぶこともできない。
そうして「自分が弱い」からりんねが死に、彼女が遺した言葉を呪いと思い続けて20年間たった独りで戦い続けてきたと......

その中でグリオンに「償いのつもり」と指摘されていたように過去の時間に飛び、過去の自分の背中を押し、新たな分岐を作り出し、そして今度はその過去の自分が助けにやってくるんです。

宝太郎が過去の自分に説得されたとき、「なんのために俺がお前を!!」と凄むんですね。せっかく過去に戻って新たな分岐、未来ある世界を作ったのにもかかわらず、過去の自分は未来のない世界にやってきてしまった。しかもりんねをつれて。彼の過去を思えば当然かもしれません。

さて、グリオンの本拠に向かうときも彼はりんねを引き留めようとします、が、過去の自分とりんねの説得を受け、明日を取り戻すことを決意するんです。
「そっか…そうだよな……俺と、九堂は......」
このシーンの立ち直りの早さ、尺の都合もあるんでしょうが、やはり彼は本質的な部分で我々の見てきた”一ノ瀬宝太郎”なんだなと思えてとても好きです。

その後グリオンと過去と未来の宝太郎が交戦開始。人々の絶望を贄にドラドへと変身したグリオンにりんねが囚われてしまいます。

「また、守れなかった......」

「ウルトラマンサーガ」でも思いましたが、DAIGOは自分の無力に失望する演技上手いですね。
過去、自分が救えなかったトラウマもあったのでしょう。りんねを筆頭に目の前で散った仲間も沢山いたんでしょうね。加治木も不在なためおそらく死亡しています。
なんならイグナイターの錬成元であるゴーグルを瓦礫の下から発見した、ということは家も破壊されたのでしょう。もちろん、母親も。

彼はまだりんねが生きているのにもかかわらず諦めようとします。しかしそれを、仲間を見捨てることを許す”一ノ瀬宝太郎”じゃない。

「諦めるな!一ノ瀬宝太郎!!!」

バク泣きですよ。
過去の自分からの𠮟責をうけて初心を、夢をとりもどし、ケミーの声が、ザ・サンの、りんねの声が聞こえるようになるという一連の流れが美しすぎて......

そしてまたここのDAIGOの演技が現代宝太郎の本島くんと重なるんです.......!本当にキャスティング大正解です。

ザ・サン/九堂りんねは今際の言葉は呪いなんかじゃなかったと彼に伝えます。祈りだったと!泣きながら書いてます。

呪い、祈り、ふむ......



「ウルトラマンネクサス」24話 「英雄-ヒーロー-」

おい!!!!!

「ボロボロに傷つき、独り孤独に死んでいくことがせめてもの罪滅ぼしに違いないと......でも、それももう終わった」

「ジュン、その力は罰なんかじゃない」

同上

おい!!!!!!!

宝太郎に与えられた「ザ・サン」「九堂りんね」の、暁の光は呪いなんかじゃなくて、彼女の切なる祈りだったんですよ!
ずっと彼と一緒に戦ってたんですよ!!!!!!!

そして、過去の自分に叱責されて、ケミーに、いつも一緒にたたかっていた「仲間」に目を向けてようやく彼女の声が届いたと......

負けですよ、俺の。

「いつも心に太陽を」ってか!?
オタク特有のこじつけなんですが、「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」と「赤く熱い鼓動」もデイブレイクっぽい歌詞でまいっちゃいますね。

今回の映画の脚本は「ネクサス」と同じく長谷川圭一さんが担当しているのでどうしても連想してしまいます。
そもそもメタフィールドを採用してるんで「ネクサス」からして孤独なヒーロー像を打ち出してたので孤独性という面で似るのはありますが、やっぱ呪いから祈りってのはネクサスを連想しますね。

ちょっと違うかもですが、「牙狼-炎の刻印‐」然りこういう"呪い"→"祈り"の意味の転化すげーー好きなんですよ

りんねの祈りを受け取った宝太郎は、再び変身します。また、いつものポーズで!!!!

ドラドを撃退した宝太郎たちですが、グリオンは冥黒王の傀儡だったことが判明します。

ここ、冥黒王を出し抜いてドラドになったと思っていたのでほんのちょっと残念でしたね。本編だと傀儡が創造主を出し抜く展開を期待したい!

現れる闇の王、立ち向かうライダーとケミー、それを見て声援を贈る生き残った人々。もうガッチャードのすべてが詰まってると言っていいんじゃないでしょうか。本編で市民による声援をまっすぐ描いていたからこそ突き刺さる「ガンガンガンバレ!」

そしてこの映画でミソなのは、宝太郎は死に場所を探していたけど自分から死ぬことを選択しなかったことなんですね。
グリオンによって未来を閉ざされたと諦めつつも、それでも目の前で殺されそうになっている人々を見捨てることはできなかったんです。
過去を変えても別の分岐が生まれるだけだとしても、彼は行ったんです。

そして、彼の見捨てなかった命が、背中を押しにいった過去が、どんなに苦しくて、孤独でも逃げることはせず続けてきた守るための戦いが、すべてが、今度はデイブレイクの、一ノ瀬宝太郎の背中を押すんです!!!!!

そして「シャイニングデイブレイク」が生まれるんです。
未来を切り拓くための戦いが始まるんです。

What's your FIRE ながせや!!!!!!!!!!

冥黒王は「仮面ライダー」のいない時代まで逃げますが、それを追って、「暁の仮面ライダー」は、明日を見据えて過去に行くんです。

そしてラストの「ガッチャ!」
いや、本当にありがとうございました。

その他良かったところ

本編でエンジェルマルガムに対し「お前は天使なんかじゃない!悪魔だ!」と激昂していたシーンがありますが、宝太郎って命を、尊厳を凌辱する相手にすさまじい怒りを見せるんですよね。今回の「この卑怯者!!!」もそう。
今回は、グリオン様が一応のボスということもあり尊厳破壊たくさんやっていましたね。
ラケシスのパチモンがクロトーとアトロポスと戦うところや、スパナのパチモンがエンジェルマルガムになる展開もそうですけど、ミナト先生のパチモンがすごい!!!
演者の怪演もあって凄まじい熱量でしたねあそこは。
そしてそれに対して激昂するりんねのかっこいよさ。
戦う仮面ライダーを見て希望を少しづつ取り戻す人々。この辺神です!

いやーーーすげーよかった!


また見に行きたいですね!!!

2、映画館で見る「ゴジラ」最高でした!!!!


行ってきましたよ!!!!TOHOシネマズ日比谷でやってた「ゴジラ」再上映!

マジで素晴らしかった。やっぱ映画館で見ると全然違いますね!オープニングの緊張感、大戸島の家屋を壊す黒く巨大な足、東京の炎の中にシルエットとしてくっきり浮あがるゴジラ!

やっぱね、全然違います。家と映画館。
毎年やれや!!!!!

砲撃を受けながらもゆっくり前進してくるゴジラ、砲撃の煙が本当に美しくて圧巻で......

それでね、何より良かったのはここですね!

目が合うんですよ、ゴジラと。
本当に背筋凍ったし、殺されると思いました。
いやー、音響も素晴らしかったし(最後の尾形が芹沢さん!って絶叫するとことかさぁ!)
本当に素晴らしい映画体験出来ました!

ゴジラと「鳥籠」

今回再見して印象に残ったのはやっぱココっすね。

鳥籠とゴジラを重ねるこのシーン、示唆的!

上映後ネットで調べたら「現実と虚構の境界線の破壊」というのが出てきてなるほど、と思いましたね。
上のゴジラと目が合ったシーンとかもそうなんですけど、ちょくちょく画面に網があるじゃないですか。
それは観客(現実)とゴジラ(虚構)を隔てるもので、ゴジラはそれを超えてこちらを見ている、そしてその直後後放射熱戦をこちらに放つと。
よりダイレクトに我々に警鐘を鳴らしている描写と考えると辻褄があうのではないでしょうか。

あと、ゴジラ=恐竜、鳥はその子孫として戦前と戦後に例えている人もいましたね。確かに先祖と子孫という見方は面白そうですし、ゴジラはメッセージ性に富んだ作品ですが、自分はピンと来ませんでした。

私はこのシーンについては、メタ的な視点を含めないで解釈しています。
平易な読みですが、水爆によって身体を作りかえられた苦しみや、身体を灼かれた痛み、そして人類への憎悪。
そういった感情から逃れることが出来ないゴジラを画的に、スマートに表現した場面だと思いますね。

完全に妄想だけどそれを踏まえると、結果的にオキシジェン・デストロイヤーはゴジラへの介錯になったのかなとか。

3、ファフナー無印~HAEまでみたぞ!!!

現在youtubeにて配信している「蒼穹のファフナー」勢い余ってROLとHAEまで初見視聴完了……!!!
友人から勧められて見ましたが、本当に良かった。素晴らしい!!!!
ドラマCDも買ったんでね、近いうち聞きます。

無印

書きたいことが多すぎて何書けばいいかわからん!!!
やっぱ15、16話からギアめっちゃ上がりますよね

「......5秒待て」

泣かない以外の選択肢←無し

他者との対話を望んで存在を確立した一騎がさァ!!!!
今まで一人で仲間の痛みを抱え込んできた総士がさァ!!!!!!

「ああ、見える!」
も超好きです。真矢に批判されていたジークフリードシステムの「見える」ことが、一騎が島を出た出来事を経て、相互理解の象徴として使われるのがもうね......

そのあと自分の存在を確立していくカノンとか、甲洋が目覚めるところとか、もうさ、纏まんねえよ、感情が。

最終盤の、個を持たないフェストゥムにジークフリードシステムで他者とつながってきた総士が痛みを教えるのもとても良いです。

総士が自分を確立した傷さえ同化されて、存在を諦めかけて、帰る場所の座標も破けたとき、最後の最後に存在をつなぎとめたのが友人である甲洋ってのも本当に良かった。
そしてそれがあって総士は現実に帰ってくることを決意すると。

なんか書きなぐりになったけど、
「蒼穹のファフナー」、神でした!

HEAVEN AND EARTH

素晴らしい後日談!!!
総士の帰還と無印、ROLから続くフェストゥムが生命に近づいているのを「生まれた」と締めただけで100点なんだが、それに加えてレギュラーメンバーの成長まで描くのでまじで1億点。

咲良の剣司の関係性の発展もいいし、剣司自身の成長もいいし、カノンがフェンリルを無印で自分でも理由がわからず解除してたのに対し、今回は自分の意志で、「ここにいる」と解除するのもいいし(羽佐間カノン←普通に泣いた)

あとなんといっても甲洋だよ!
マークフィアーに何にも言わせないのが粋!

大人たちも総士の情報を聴いてその発信源が総士って前提で動くとか、甲洋の存在を自然に信じてるとか、こういうとこでもウルっときちゃいますね。

マークニヒトのデザインが、マークザインと対になる黒いそれからガラッと変わって、さらにはニヒト(否定)にザイン(存在)を支えさせるってやっぱ画的にもフェストゥムが変わったことを表してるんかにゃあ......

あと、L計画を二度と起こしてはいけないものとして、それを参考にしつつも誰も死なない「蒼穹作戦」として実行するの本当に神

不安

続編あるらしいけどまじでいらないと思う。

単純にやることなくね?フェストゥムとの共存への第一歩がこれ以上ないくらいうまく描かれてたし、人類軍との話中心でやるんだろうけど、うーん。

ファフナーの面白いところって無の象徴であるフェストゥムがだんだんと生命に近づいていくところでもあるし、人類相手にしてもなあ。フェストゥムもこの蒼い惑星に「生まれた」以上の共存への話ができるのか……
まあ文句は見てから言います。見るのが怖いですけど。冬頃戦います。

4、その他いろいろ

・ウルトラマンアーク←頑張ってください。

はい、始まりましたね、アーク。前作が滅茶苦茶肌に合わなかったし、謎に帰マン擦ってるし、顔とかのデザイン好きじゃないしで結構覚悟して視聴開始したんですが、蓋を開ければ別に普通。特別良いわけでも滅茶苦茶文句言うほど酷いわけでもないですね。それでも近年だと一番面白いんですけど。

とはいえ不安なところ気になるところはあります。

不安なところは今後の防衛隊とSKIPとの関係性ですね。昨今防衛隊を腐す流風潮があるので非常に不安です。
やたらと作中でいわれてる「防衛隊とSKIPの間には高くて厚い壁がある」みたいなアレ、悪い意味に転化されないことを祈ります。
完全に邪推ですが、1話で出た寄生怪獣がもともとおとなしい怪獣を暴れさせて、防衛軍は怪獣を倒そうとするがSKIPは......みたいなのは絶対やめてほしいですね。

特撮面で気になるところは窓アングルの多用ですかね。巨大感出せるのとかはメリットだと思いますが、短期間に何回もやられたらさすがに飽きてしまう。

もう一つはイマイチ演出意図のわからない表現ですかね。

初回のワンカットはウルトラマンが3分で戦ってることの強調と捉えられますが(時間のカウントが別におもんないとかいわないの!)、2話の主観戦闘はマジでやってるだけでしたね。
新しいことやろうとするのはいいですけど、もうちょっとシチュエーション練ればいいのになと。

例えば1人称視点なんかだと初代マンのvsドドゴゴでのスペシウム光線のとこは印象的ですよね。
怪獣にドラマを持たせることであの照準を合わせる数秒にも意味が生まれるんですね。解釈はそれぞれですが、ためらいと言うか何というか。


あと、重箱の隅をつつくけどあの夢の中みたいな撮影処理なんなんですかね。タイガとかでもあったかな?


これとか
なんでボヤけてるんだろうか


うん。まあ父親の今際の言葉が主人公を奮い立たせるってのとかリオドちゃんと倒すのとか、人々の応援で立ち上がるとか、ヒーローしてていいんじゃないでしょうか。

今の所頑張ってくださいって感じスね。

・ケントゥリアおもろすぎ

みなさん、読んでますか?
「ケントゥリア」
次に来るとかじゃなくて今来てます。
めちゃくちゃに平たく言えばベルセルクやクレイモアの系譜って感じですかね。
まだ全貌は全く明らかではないものの、ダークな世界観で、それでも強く生きる人の善性を訴える話です。

ここ良すぎて変な声出た。

モンスターデザインや画力もめちゃくちゃ良いんですが、何といってもお話しが面白い!!

奴隷の少年・ユリアンが主を殺して奴隷船に逃げ込んで、そこで出会った人々から「人としての誇り」を学び......

まだ序盤で何言ってもネタバレになるんでとりあえず読んでください。1巻発売中ですし。


・映画「ルックバック」よかったけど…

こちらも見てきました。非常に良かったんです、が……
なんていうか、原作を超える瞬間がないんですよね。
求めすぎかもしれないですが、良くも悪くも忠実すぎというか。まだ自分でも言語化うまくできてませんが。

「90点台のアニメ化」ではあると思います。
減点ポイントとしては雨の中でのダンスシーンがなんか微妙だったのと、劇場の問題かもですが劇伴がデカすぎたこと、あと、


これと同じ構図の映像が後半30分くらいで何回も流れるのとかは流石に構成としてどうなのかと思ったり。

や、凄い映像だったのは確かだったんですけど、いかんせんハードル上げすぎちゃってたんでしょうね。

5、今後の執筆予定

・完全版「殻都市の夢」感想

「はじめに」で言ってた執筆中のヤツですね。鬼頭莫宏先生のサイン会行ってきてその熱でぼちぼち進めてるんですけど、全編となると意外とボリューミーになって止まってます。
各章で分けようかな......

・デビルマンと「涙」漫画編

これは書きたいですね。ジンメン編のオチでわかる通り、心で泣いてるのは前提として、デビルマンってほとんど泣かないんですよね。
一方でデーモンは泣くんです。
序盤の明の見たイメージの中で泣いていたモブデーモンや、生への執着とカイムの愛に泣いたシレーヌ、明と戦いをしたくないというサタン、そしてラストシーン。

そしてデビルマンが多分唯一泣いたのが悪魔特捜隊による牧村夫妻の拷問を見た、つまり"人間が作り出した地獄"を見た時なんです。
他に見落としてたらコメントで教えてほしい!

そこらへん、人間の状態での涙とか絡めて掘り下げられるかなと思いまして、夏にしっかり再読して書きたいですね。

やっぱね、体と心の乖離みたいなのは描かれてるんですよ。牧村夫妻にデビルマンであることがばれるシーンなんかでも、悪魔の身体から逃れられない明を描写してますし、ミキが死んでしまう(激マンではレ○○の隠喩とされていたかな)シーンではミキが二人(心と身体?)に裂けるシーンがあるのもそうですし。
そこも絡められそうかな。

・デビルマンと「涙」cry baby編

まあデビルマンで涙の記事書いたあとはクライベイビーでも書かないと嘘でしょってことで、そのうち書こうと思ってますね。いつになるかは全くの不明。

クライベイビーは原作(クライベイビーの原作なので漫画版を指す)での愛を主軸に、原作と打って変わってめっちゃ泣くんです。
原作とは別物なんですよ。泣けるヒーローという部分でもそうですし、「悪魔になったんだぞ!」のカットや、原作のコアのメッセージであるサタンの最後のセリフのカット。あとミキが殺されたのを見ても明が人間を見捨ててないってところも違う。

私は良いリブートだと思うし、好きですが、これにキレる人いてもおかしくないと思いますね。本当に換骨奪胎って印象です。
副題になってるくらいなので、こちらでの「涙」も掘り下げたいですね。
こちらは結構記憶も朧げなのでまた見てからです。

・寄生獣における「涙」

なんでタイトル被せて寄生獣なんだよ←すまん!
あんまオマージュやら系譜やらで語りすぎるのも野暮で馬鹿らしいと思ってるんですが、デビルマン-寄生獣は本当に直系だと思ってるんです。

この間気づいたんですけど、寄生獣の加奈のとこって「ジンメン編」なんですよ。真顔で言ってるぞ俺は。

自分を好きになった女の子が殺されるってプロット、激情で敵を倒す展開、そして泣けないヒーローとしてのドラマまで共通してるんです。

再解釈だと思ってます。
まだちょっと固まってないんですけど、「涙が帰ってきた」とかからも分かる通り寄生獣では涙は人間性の象徴として扱われてるんですね。
こちらはデビルマン以上に涙がキーポイントになっています。
頑張ってまとめたいところです。

おわりに

他にも無限城編楽しみすぎるとか、クレイモアのこととか、深い読解ができなくて嘆いてるとか、シリーズもので「単体作品として」とか言い始めるヤツ全員黙ってくれとか、

色々話したいことあるんですけど。

ちょっと長くなりすぎたんでここまでです。
8月末とかになりそうですが、また次回。

おまけ
記事の画像どれにするかマジで小一時間悩んだ。


おわり


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