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5教科の実力で測るだけでは?

個人の能力・実力について

人それぞれ個性があり、持って生まれた能力なのか、後天的に身についた能力かは問わず様々な才能が人それぞれあります。今の日本では小学生〜大学生のうちに5教科(国語、数学、理科、社会、英語)の実力で順列がつけられ、必ずとは言わずとも上位は、エリート意識・下位になると劣等感を持つものも出てきます。

チャレンジ精神を削ぐ劣等感とは!

5教科の実力が低い人の中には、劣等感を持ち必要以上に自信を持たず、悪く言えば「腐ってしまう者」が出てきます。もしかすると5教科以外のセンスで実力を発揮できる可能性がある人物、何か才能が眠っているかもしれません。しかし劣った人間と自分を卑下して、ダメ人間のレッテルを貼ってしまわれた(もしくは自分で思い込んでしまった)ために意欲的にチャレンジしない人間になってしまう人もいるでしょう。僕より年上ですが、偏差値が低い地元の高校からも有名なギタリストが出てきたのを知りました。腐らず何かに打ち込めた彼のように、もっと能力・実力を開花させるための活力に必要な、最低限の自己肯定感を持たせる教育をと思います。

エリート意識を持つ高学歴者に負担?

高学歴の方には努力をした結果と処理能力の高さから、仕事で活躍される方も多いと思います。しかし仕事をするために必要な能力は、5教科の実力全部必要でしょうか?5教科は一つの尺度としてはありますが、ある意味5教科がいびつでも高学歴者と同等の能力でできる仕事はたくさんあります。高学歴者のエリート意識から頑張る姿勢は素晴らしいものの、自信を持つものをもっと増やす教育ができれば、意欲的に仕事をする人物の多くなる社会に変わるのではないでしょうか。一部の頑張る高学歴者に負担がかかることの無い高能力者が増えるのではと思います。



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