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北近江の陣屋跡、館跡に行ってきました。

昨日は北近江の小室陣屋跡、宮川陣屋跡など陣屋跡と三田村氏館、垣見氏館など国人領主の館跡を巡ってきました。
名古屋は連日ムンムンの酷暑ですが、
北近江は(なんか風が涼しいやん?)体に効いてこない暑さでした。伊吹おろしは夏もちょっと吹くんでしょうか。特に午前は快適でした☺️
塩ラムネ持参です💪

小室陣屋は藩祖が作庭界のスター⭐️小堀遠州さんということで、小堀家の菩提寺の弧篷庵へ行ってお庭も見てきました。
小堀遠州が作庭したのではなくて息子が創建し、移転もあったとされているようです。想像していた遠州流のお庭より侘び成分多めな感じがしました。

池泉庭園。なんだかすごく二等辺三角形なんです。


山門から本堂までも季節のお花が咲いてます。

山門までの道がまた、ステキです。小さい木はドウダンツツジだと思うので、秋の紅葉もとても素晴らしいでしょうね。

ステキすぎる山門までの道。

後の藩主が親田沼派であったため田沼意次失脚&伏見騒動後は廃藩となっていて、城趾はうってかわってなんとなく荒れている感じです。

カッコいい城趾碑。


でも、伏見奉行などを歴任したからでしょうか、長浜市に二つある移築門(米原市にある方は行ってません😅)がステキだったりして、栄枯盛衰が感じられます。

栄華があったことを感じさせる移築門


こちらの移築門も風格あります。

宮川陣屋跡は石碑のみです。
宮川藩は江戸時代に近江に置かれた譜代の小藩です。領主は堀田氏。領地は、坂田・愛知・蒲生・甲賀の4郡1万石でした。

橋も宮川だね。

垣見氏館跡、土塁と堀跡なのか水路が確認できます。戦国期には浅井氏の忠臣だったそうです。浅井氏滅亡後は帰農したとか。

土塁が確認できます。


三田村氏館跡、立派な土塁と堀跡の水路が残っています。京極・浅井氏の家臣で、姉川合戦時には朝倉景健の本陣として使われたとされます。

三田村左衛門さん、いかつくてイイ👍


高い土塁がガッツリ残ります。


近くは姉川合戦場の石碑などもあります。
対岸の横山城や砦などは行ったことがありますが、浅井・朝倉側から臨むのも良いです!

浅井・朝倉側。

最後に小室陣屋に行ったので、小谷城を東の裏側から横目で見ながら、駅へと走って行きました。
小谷城も元あった地形を利用して、お城をつくっているのだろうけど、裏側からも大堀切とか曲輪の輪郭がよくわかり、惚れ惚れしちゃいました。2度行ったことはありますが、また涼しくなったら登ろう。

南東からみあげた、小谷城。

帰りの電車が涼しいのを期待したら、外が高温すぎて、エアコンが効きづらいとのアナウンスが。ホント今年は破壊的な暑さなんですね🥵

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