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滋賀県の黒川氏城などに行ってきました(黒川氏城編)

週中に滋賀県のお城、黒川氏城、土山城、日野城などに行ってきました。
いつもニコニコなお城巡りですが、今回はハプニングもあり若干ヒヤヒヤ💦
黒川氏城編です。

黒川氏城は、甲賀で勢力を誇った豪族・甲賀二十一家の一人、黒川氏によって築城された山城です。
永禄年間 、黒川玄蕃が城を築いて城主となり周辺の諸村を治めましたが、1585年の紀州雑賀攻めの際に秀吉の怒りを買い、他の甲賀武士たちと同様に改易、黒川氏城も廃城となったとされます。

城趾から見た鮎川千本桜並木。サクラの時はすごそうだなー。

これまで甲賀郡の単郭方形のお城をいくつか訪れたことがありましたが、黒川氏城や土山城は規模も大きく、複雑な防御遺構で、
(いいお城やけど、甲賀の豪族レベルのお城とちゃうやん!)と突っ込みたくなりました。
それもそのはずで、黒川氏城は織田軍の北伊勢攻略などで陣城に改修、土山城の方は小牧長久手合戦の秀吉本陣になっていた可能性があるみたいです。甲賀のお城に織豊カラーが加わってるんでしょうね。見学する側にとっては、面白いです。

案内板。ここから防獣柵を二つ開閉して城山へ。
主郭の虎口受けの石段。脇も石垣造りだったのでしょう。

黒川氏城はとても城域が広くて、一つ一つの曲輪もとても広いです。イメージ、校庭。

Ⅵ郭。どの曲輪もすごく広い!


北側が居館跡の方形の段郭群、南側が地形を生かした堀切や横堀、帯曲輪のある主要部という感じです。その上主要部は石段、石垣まであります。その上技巧的でキルゾーンも多い感じがします。

北側の段郭、屋敷跡エリア。どこも広々。


屋敷跡群と主要部を区画し、主要部を守るような横堀。
主要部に行くにつれ、石垣が現れます。Ⅵ郭虎口。


主郭周りは横堀で守られています。


主郭とⅡ郭間の堀切。


城趾碑の後ろに労いの言葉❤️
散らばる石は石段のものか、石垣のものかわからない感じ。


主郭内部の雁木(土塁に上がる石段)

(ここから先、爬虫類、血など気持ち悪い表現があります)


広い山城をじっくりウロウロするのが好きですが、途中から足に異変を。痛くも痒くも無いですけど。
厚手の靴下にゲーターを履いてるけど、靴下の目からヤマビルが侵入したみたい。倒木もいくつか潜ったので上からも侵入され、結局5箇所も吸われてました💦
今までも何度も吸われてますが、一回に5箇所は若干パニックになりました。そのままだと全然血が止まりませんが、塩を何度か塗り込んだら止まります。
もう10月下旬なのに‥‥温暖化なのもあるんでしょうね。

それから、このお城はヘビも多くて‥‥💦毒のない大型のタイプは無視でいいんですが、黄色の警戒色のマフラー巻いたような、最凶のヤマカガシが多くて、びっくり‼️禍々しい見た目〜💦
チビのくせに(シャーッ)ってホント(コブラかよ)って感じで威嚇してきました💦
(めーっちゃチビのくせに〜💢)って口に出して言ってやりました😅

レモンイエローのマフラーがおしゃれなヤマカガシ。
出血毒だそうです。お顔がブレてる💦

うぐい川沿いのベンチに座って、足等にくっついてる、血を吸ってパンパンになったヒルを落としていたら、片っ端からカラスが食べて行ったので、ゾッとしました。
(あぁ、私、食物連鎖されてる‥‥😱)

(山城へ行くのに、動きづらいデニムとか綿パンはダメ。動きやすい登山ズボンでないと)とおっしゃるベテランの方が多いけど、薄手の登山ズボンで、ヘビとか枝とか大丈夫なのかなー?とわたしは考えています。動きやすさも大事ですけど、ホント、このヤマカガシみたいな毒ヘビって小型で、紛れそうです。
同じように山城だけじゃなく、じっくり自然観察されたりする方も多少厚手のズボンがいいと思います。
偉そうに言ってますが、今回を活かしてまたちゃんと対策したら、私の冒険スキルがアップすること間違いなしっ!😅🥵😓

土山城編に続きます。

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