2024/05/30 心理士面談②
2024/05/30
両親の心理士面談
行った場所:療育センター
誰が行ったか:パパ、ママ
話した人:心理士さん
この日は1.5時間ほど時間をもらい、両親と心理士さんで面談。
まずは息子の近況から会話。
話したことのポイントとしては以下。
発達についての考え方を教わる
心理士さんから見た息子の発達状況
小学校とどういう連携が必要そうかの話
今後のスケジュール確認
発達は「ゆっくりさ」と「かたより」という2軸から考えていくものらしい。どちらの要素があって、どちらの比率が大きいのか、本人の特徴を知ることでどういったサポートが必要か考えることができる。
息子は、工作やテレビを見ている時に起きる「過集中」がかたよりに少し入っていて、学習面や会話で特にゆっくりさが見られるとのこと。
先週に息子と心理士さんで一対一の面談があったが、
その内容にも段階的に触れていただいた。
いくつかプリントをやらせた結果から、息子の苦手が明確に見えてきた。
言葉をひらがなで書き取るプリントでは「っ」「ゅ」などの小さい文字が抜けること。これは「音韻認識」が弱く、文字と音を結びつけるのが難しいためて起きているとのこと(音の数と文字の数が一致しない)
ひらがなの一文字一文字は読めても、名詞や形容詞など文章として認識することがとても遅いことも、これで合点がいった。
ショックというよりも、原因が分かったことでホッとした気持ちさえあった。やる気や努力うんぬんの話ではないのだ。
心理士さんからはとても良いアドバイスをたくさんもらえた。
音韻認識能力を高める特別なワークブックがあることも教えてもらった。さっそくアマゾンで購入!後で調べたらスマホアプリも見かけた。
ただし、ワークブックを頑張ってやらせようという気持ちは捨てる!
今回の面談で、苦手な方向にばかり無理をさせてたと分かったから。
もう一つ、心理士さんが帰り際の私たちに駆け寄ってくれたアドバイスが目からウロコだった。
「もしかして、連絡帳も書いてこられない日があったりしませんか?」
心理士さんの言葉に、私も慌てて返答した。
「あります・・!時間割と持ち物が書ききれていなくて、いつも担任に電話で確認をしています」
こんなアイデアがありますよ、と見せてくれたのがこちら↓
あらかじめ教科や持ち物リストをふせんで書いておいて、順に貼るだけ!という連絡帳のアイデア。
連絡帳に明日の時間割を書くのは、
明日の見通しをつける
忘れ物をしない
が目的であって、「字を書く練習ではないですから」とも言われた。確かに・・
どこかで「でも字を書く練習もした方がいいんじゃないか?」と思っていた部分があったが、そもそも連絡帳でやることではないし、今の息子にはとてもしんどいことだという事を教えてもらった。
現に今も、書ききれていない→そのせいで持ち物が分からない→明日の学校が不安になる、という悪循環だ。
このアイデアには本当にビックリした。なぜ気づかなかったんだろう。
息子目線で物を考えることの難しさを思い知った。
これは早速その日に作ってみた。うちの連絡帳は縦書きだったので、ふせんも縦書きにした。
今後のスケジュールとしては、療育センターで診察の順番待ち。
同時に特別支援教育総合センター(通称:特総センター)に教育相談の申し込み。
担任に今日のことを共有して、宿題や連絡帳について、今年度の「取り出し学習」についての内容も話すことにした。
今日はここまで。
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