人を怒らせる天才かもしれないと思った話〈小学校編①〉
父が酒乱で怒鳴られる日常だった上に、
子どもの頃の私はなにかと大人を怒らせることが多かった気がする。
学業成績は小学校だけでいえば常にトップ。
しかしながら、
私は決していい子じゃなかったし、
大人に従順なできる子どもじゃなかった。
むしろ、反抗的な態度や屁理屈ばかり。
扱いづらい子どもだったと自分でも思う。
〈小学校編〉
小4。
友だちが隣で怒られていた。
理由は、休み時間に廊下を歩いていて、
(友だちは確かその時イライラしていて)
その子が通りがかりざまに理科室のガラス戸をバンッと殴るように叩いた。物に自分のイライラをぶつけたのだ。(私と喧嘩していたわけではない)
それを、隣のクラスの担任に目撃されたのが運の尽き。
廊下のど真ん中。
休み時間で人通りが多く目立つ中、
先生の叱責が始まった。
私は隣でそれをきいていた。
関係ないや、早く終わってくれないかなって感じで。
しかしその叱責がなかなかに長く、退屈してしまった。
それだけだったらいいのだけど、
なぜか私はその状況がなんだか面白くなってしまい、つい笑ってしまった。
そんなに怒ることかな?
なんでこの大人、こんなに真剣なんだろう?
変なの…
そんな感情を、表に出してしまった。
へらへらしてるとでも思われたのだろうか。
結果、ガラス戸を叩いたその子よりも怒られた。
これまた、そんなに怒る?ていうくらい。
私の名前も知らないような、ほとんど話したことのない隣のクラスの担任になんでこんなに怒られなきゃいけないのだろうと思った。
もちろん、私が怒られたからと言って、その友だちのことは悪く思ってない。というかそもそも、あの時私が笑いを堪えられたらこんなことにはなってなかった。なんでわらっちゃったんだろーなあ。
同じく小4。
これまた休み時間。
地域のゆるキャラのダンスを体育館に踊りに(習いに)行かなければならないのをサボって元気に校庭で遊んでいた。
そのダンスは、どこかで発表するものではなく、体力づくりの一環のようなものだったと思う。記憶は曖昧だが。
サボったのは当然担任にバレ、授業前にみんなの前で友だちと私が吊し上げられた。
これまた、そこまで怒る?と思うほど。
みんなの前で晒す必要ある?
いやいや、なんのための休み時間?
外で走り回るのは体力づくりじゃないんですか先生!
私がおかしいのかな?
ルールに従うことは苦手、協調性もない。
変だな、と思ったり納得できないことは我慢できずに言動に移してしまう。
ASDのせい?それとも性格の問題?
まあとにかく、これからも怒られまくった子どもの頃の体験を書いて、供養、消化していこうと思う、笑笑
あんなに体力を尽くして怒ってくれた先生方には申し訳ないが、私は大人になった今でも1ミリも反省していない。
もちろん、大人になった今、
自分がわるいと思ったこと、
納得できることに関しては
きちんと誠心誠意、謝罪する。
あくまで子どもの頃の笑い話と思ってきいてくださいな。
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