親友の言葉:「クール」って誉め言葉なのか問題
第一印象
「優しそう」「明るい」「落ち着いている」とかいろいろある
人間関係を築くうえですごく大事な要素だ
私の場合、第一印象は
「クール」一択
これ以外の言葉をいわれた記憶がない
確かに私は感情を表にガンガン出すタイプじゃないし、中心的存在でもない
クールという印象を持たれてまあ当然だな~と思う
でも「クール」って果たして誉め言葉なのか
もちろん「クール」をかっこいい、いつも冷静とかポジティブに捉えれば誉め言葉だし、そんな人になりたいという人もいるだろう
もちろん言った側も言われた側を傷つけてやろうなんて思っていないはずだ
でも私はクールという言葉を褒め言葉だと捉えたことはない
クールって感情が読めないとか愛想がないとかいう意味だと思う
ひねくれすぎかもしれないが、私はずっとこう捉えてきたし「クールだね」といわれて喜んだこともない
できれば「明るいね」とか「優しそうだね」とか言われる人になりたい
これは第一印象にまつわる忘れられない言葉の話
その日は友達の家で宅飲みをしていた
そのメンバーの中に友達が連れてきた私とあまり関わりがない子がいた
いつのまにか私の第一印象の話になった
「○○(私の本名)ちゃんはクールだよね」
やっぱりか、まあそうだろうなといつもの言葉を適当にかわそうとしたその時、私の隣にいた親友がこういった
「○○は優しいよ、
クールに見えるかもしれないけどめちゃくちゃ優しい人だよ」
嬉しかった、ちょっと泣きそうだった
親友にとっては何気ない言葉だったと思う
でも私にはすごく貴重な言葉だった
「優しい」なんていわれたことなかったから
そんなことを言ってくれる親友と一生親友でいようと思った
その親友も最初は私のことをクールだと思っていたのかもしれない
でも私と一緒にいる中で、印象が変わっていったことをきちんと言葉にしてくれた
他人のことをストレートに褒めることができる親友の素直さに感動した
私はこの日を一生忘れないだろう
言葉はすごい
何気なく誰かを救ったり傷つけたりできる
私の言葉も誰かにとって忘れられないものになっているといいな