見出し画像

Books : まぐれ

【主任】GR事業部のT事業部長が更迭されるの知ってます?

【課長】へぇ そうなんだ。

2年前に二つの事業部で成果を上げた後、自信満々で着任したんですけどねぇ。

先の二つの事業部のときは市況が良くてどっちかというとラッキーだったんだよね。

手腕が買われたわけじゃなかったんですか?

どっちかというと運の良さを買われたと思ったんだけど・・・その辺の話が書かれた本があるから読むといいよ。

・・・『まぐれ』ってそのまんまですね。

ランダム性についていろんな事例を使って書いてあるよ。未来を見通すのに過去のデータの蓄積が役に立たない話とか、莫大なボリュームが奇跡を起こす話とか・・・

なんか面白そうですね。

・・・それがそうでもないんだよね。

何で面白くもない本を紹介してるんですか?

書かれている内容は面白いんだけど、比喩がわかりにくいんだよねぇ・・・

ワインバーグなんかもそうですよね。翻訳のせいですかね?

原書取り寄せて確認してみたら?

・・・厭味ですか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?